8月上旬に中国地方(鳥取県、島根県、山口県)の棚田を巡った。
その報告です。
「稲原・原口の棚田」です。
写真の右端にはお墓があります。
これも「鉄穴残丘」です。
鉄穴流しで削らずに残され、信仰の場として住民に大切にされています。
原口集落には九つの鉄穴残丘が残っています。
8月上旬に中国地方(鳥取県、島根県、山口県)の棚田を巡った。
その報告です。
「稲原・原口の棚田」です。
写真の右端にはお墓があります。
これも「鉄穴残丘」です。
鉄穴流しで削らずに残され、信仰の場として住民に大切にされています。
原口集落には九つの鉄穴残丘が残っています。
8月上旬に中国地方(鳥取県、島根県、山口県)の棚田を巡った。
その報告です。
ここは島根県・奥出雲町・稲原・原口です。
「鉄穴残丘(かんなざんきゅう )」です。
山々を切り崩し、風化した花崗岩の山をくずし、その土を川に流して砂鉄を採取する「鉄穴流し」が行われるようになりました。
花崗岩が硬くてくずせなかったところはそのまま残したので、鉄穴残丘と呼ばれています。
鎮守の杜や墓地などがあったために鉄穴流しで削らずに残されたことによる特徴的な地形です。
8月上旬に中国地方(鳥取県、島根県、山口県)の棚田を巡った。
その報告です。
ここは島根県・奥出雲町・大馬木です。
棚田の名前は「大原新田」です。棚田百選の一つです。
「大原新田」の展望台から見ました。10年程前来た時にはありませんでした。
江戸時代に鉄師「絲原(いとはら)家」が私財を投入し、鉄穴流し( 砂鉄採取地跡) によりできた土地を
棚田として造成し、現在の棚田になりました。圃場整備をしたのではありません。
「大原新田」を正面から見ました。
映画「砂の器」で、北陸から山陰へ、乞食同然の姿で放浪を続ける父子は亀嵩(かめだけ)にやって来る。
亀嵩に入る前に田んぼの中を歩いてくるシーンが撮影されたのが「大原新田」です。
8月上旬に中国地方(鳥取県、島根県、山口県)の棚田を巡った。
その報告です。
ここは島根県・奥出雲町・横田です。
「雲州そろばん伝統産業会館」です。
そろばんを製作する工程や工具、さらに世界のそろばんのコレクションなど内容豊富です。
松本清張の「砂の器」にも出てくる雲集そろばんの歴史を語ってくれる施設です。
「砂の器」の映画では、主役の今西刑事が、被害者三木謙一の足跡を求めて、彼をよく知る村の長老、桐原老人を訪ねます。
桐原老人は、「出雲算盤」の製作の名人でもあった。
桐原老人から三木の在職中の出来事を詳細に聞き出し、事件解決の一歩となった。
夏休み中で親子が訪れていました。
そろばんの組み立て中です。