猪瀬直樹著「ペルソナ 三島由紀夫伝」を読了。
猪瀬直樹の著書は発売された当時から読みたかったものが多かったのですが、ハードカバーはかなり高くて、なかなか読む機会がありませんでした。
それから月日が流れ、最近は簡単に文庫で読めるので、たまに色々と読んでいますが、内容があり、とても興味深いです。
今回は、三島由紀夫についての本ですが、ただ彼の人生をたどるのではなくて、明治から昭和への歴史の流れ、政治と官僚、産業界の流れとともに語られています。体系的によく理解していない部分だったので、流れがわかり、勉強になりました。
また、三島由紀夫の本もいくつか読んだことはありますが、独特の優雅な文体が印象に残っているだけで、わたしは三島由紀夫を同時代的には知らないので、割腹自殺のイメージが強くあり、あまり深入りしていてはいけないというタブー的なヴェールに包まれていて、しっかりと読んだり、考えたりすることはありませんでした。
三島由紀夫の父、祖父が官僚であったこと、祖母の特殊な影響下にある幼年、少年時代を送ったこと、著作と彼がどんな人間でどう歩んでいったかなど、細かに書かれていました。彼がすごく意志の人なんだなということは心に残りました。
また、三島由紀夫の関連書や猪瀬直樹の著書を折りを見て読んでみるつもりです。
猪瀬直樹の著書は発売された当時から読みたかったものが多かったのですが、ハードカバーはかなり高くて、なかなか読む機会がありませんでした。
それから月日が流れ、最近は簡単に文庫で読めるので、たまに色々と読んでいますが、内容があり、とても興味深いです。
今回は、三島由紀夫についての本ですが、ただ彼の人生をたどるのではなくて、明治から昭和への歴史の流れ、政治と官僚、産業界の流れとともに語られています。体系的によく理解していない部分だったので、流れがわかり、勉強になりました。
また、三島由紀夫の本もいくつか読んだことはありますが、独特の優雅な文体が印象に残っているだけで、わたしは三島由紀夫を同時代的には知らないので、割腹自殺のイメージが強くあり、あまり深入りしていてはいけないというタブー的なヴェールに包まれていて、しっかりと読んだり、考えたりすることはありませんでした。
三島由紀夫の父、祖父が官僚であったこと、祖母の特殊な影響下にある幼年、少年時代を送ったこと、著作と彼がどんな人間でどう歩んでいったかなど、細かに書かれていました。彼がすごく意志の人なんだなということは心に残りました。
また、三島由紀夫の関連書や猪瀬直樹の著書を折りを見て読んでみるつもりです。