熊谷達也著「調律師」を読了。
短編の連作小説です。熊谷達也という作家は以前に「邂逅の森」を読んでとても良かった印象があります。
東北に住んでいる作家で、この「調律師」を連作中に東日本大震災が起こり、この小説の中でも主人公が仙台に出張中に大震災に遭遇します。
この本に興味がわいたのは、主人公が共感覚の持ち主であるということでした。音を聞くと色を感じる「共感覚」が有名ですが、この主人公は音に匂いを感じる「共感覚」の持ち主です。
クラシックの作曲家ニコライ・リムスキー=コルサコフが音に色が見える色聴の持ち主であったそうです。他にも調べると色んな共感覚があります。
私自身はそんな特別な感覚は残念ながら持っていません。でも音が聞こえて同時に色が見えると素敵だろうなあと思います。
海堂尊著「ナイチンゲールの沈黙」も色調を扱った小説で、この本を読んだときにはじめて共感覚について知りました。
「調律師」は短編集なので、乗り物の中で読んでいたのですが、読みやすくよかったです。
短編の連作小説です。熊谷達也という作家は以前に「邂逅の森」を読んでとても良かった印象があります。
東北に住んでいる作家で、この「調律師」を連作中に東日本大震災が起こり、この小説の中でも主人公が仙台に出張中に大震災に遭遇します。
この本に興味がわいたのは、主人公が共感覚の持ち主であるということでした。音を聞くと色を感じる「共感覚」が有名ですが、この主人公は音に匂いを感じる「共感覚」の持ち主です。
クラシックの作曲家ニコライ・リムスキー=コルサコフが音に色が見える色聴の持ち主であったそうです。他にも調べると色んな共感覚があります。
私自身はそんな特別な感覚は残念ながら持っていません。でも音が聞こえて同時に色が見えると素敵だろうなあと思います。
海堂尊著「ナイチンゲールの沈黙」も色調を扱った小説で、この本を読んだときにはじめて共感覚について知りました。
「調律師」は短編集なので、乗り物の中で読んでいたのですが、読みやすくよかったです。