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想定外のチェックインと朝食を終えて、ギョレメの街中へと出てきました。
この KOZA HOTEL ホスピタリティはまったく問題ありません。
が、少し気になる点がありました。
ギョレメの中心街まで、歩いて10分弱。
距離的には、全く問題ありません。
しかし、このホテルの場所はかなり上がった場所にあります。
この気温の高い時間に、ホテルに戻るのはかなり厳しい気がします。
カッパドキアは、アナトリア高原中央部に広がる世界遺産です。
この世界遺産は、いろんな場所に見どころが点在しています。
ギョレメの街が、そのほぼ中央部に位置しています。
ここを起点に、 どう移動するかが問題 です。
現地ツアーを利用するのか、バイクレンタルして自力で走り回るか?
この2つの選択肢があります。
私的には、バイクで廻る方が性に合っているような気がします。
但し、個人的に検討の余地がありました。
カッパドキアは、自然遺産のイメージがかなり強い気がします。
バイクでダートを走るのはなぁ....
というのが、個人的な見解でした。
そういう意味で、今日一日は様子見です。
ここから歩いていける観光地を廻って見て、レンタルバイク屋さんをのぞきながら、
明日以降の予定を決めようと思います。
イスラムの国らしく モスク が見えていました。
目指したのは ” ギョレメ野外博物館 ” です。
地球の歩き方には、” ギョレメから徒歩で行く ” と書いてあります。
実はこれが曲者でした。
皆さんは、歩いて行くと表記されていると、どれくらいの距離をイメージされますでしょうか?
この写真の場所は、ギョレメの中心部から10分ほど歩いた角を曲がったところです。
見える範囲に、それらしき場所は見当たりません。
本当に徒歩圏内ですか?
何か、不動産の折り込みチラシを思い出してしまいました。
もう戻るのも面倒でので、目的地を目指して歩き始めます。
道路事情が、あまりよろしいとは言えません。
歩いて行く人がいるせいか、歩道が整備されていました。
道中には、こんな奇岩が並んでいました。
横を観光バスや、ツアーバスが走り抜けていきます。
JTB などと書かれたバスも見えます。
おそらくバスで行かれた方は、近い場所のように感じるのかもしれません。
地球の歩き方には、大きな地図にしか表記がありません。
ギョレメの中心部の地図には、この博物館は表記されていません。
距離のわからない道を歩くと、暑さの加減もあってかものすごく遠く感じました。
こんな色の岩もありました。
硬さの違う岩が、風による浸食によって作られた風景です。
こうして見ると風は、写真の左から右に吹いている時間が長かったように感じられます。
残った部分をくりぬいて、 住居にしていたような跡 がありました。
このように人工的に手を加えられたような場所が、いたるところに見られます。
ホテルの部屋に入って感じましたが、温度が安定していて意外に過ごしやすい気がしました。
しかし、夏場はいいものの、冬は雪が降るこの内陸部。
厳しいものがあるのかもしれません。
ここにも、 明らかな人工的な開口部 が見られます。
元々の岩自体の造形は、” 自然の力 ” 恐るべしといった印象です。
こういった景色が、いたるところに広がっています。
来るまでは、” カッパドキアにも行っとかないと ” ぐらいの気持ちでやってきました。
しかしこの場所、私の想像をはるかに超えていました。
ここに着て、明日以降バイクでこの地域を走り回ろうって決めたのは言うまでもありません。
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