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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’19 初夏 ソウル 18

2019年08月02日 | ’19 ソウル

 

 

” 民を勤勉に治める ” という意味の勧政殿。

 

ここで国の重要な儀式等が執り行われました。

二層式の威厳のある建築物です。

見上げるような感じで、アプローチしていきます。

 

 

 

 

この辺りでもよく、韓国ドラマの撮影が行われているようです。

私は見たことがありませんが....

 

1395年に建立されましたが、文禄・慶長の役で焼けてしまったそうです。

李朝末期の1867年に興宣大院君によって再建されています。

この建築物も、2001年に復元工事が実施されています。

日韓共催のワールドカップに合わせたのでしょうか。

 

 

 

 

外部から見ると、二層式の建築物ですが内部は大きな吹抜空間になっています。

 

中央部には立派な玉座が配置されています。

廻りの装飾といい威厳のある空間に見えます。

 

玉座の後ろの屏風に描かれた ” 日月五峰図 ” は、

10,000ウォン札に描かれているそうです。

 

 

 

 

石貼りの施された場内には、こんな陶器が置かれています。

後ろにも写り込んでいますので、たくさん置かれているようです。

 

見た感じこの冬季は、暖房器具の様に見えます。

寒いソウルですので、必需品ではないでしょうか。

 

 

 

 

正殿の後ろへ廻り込んできました。

 

まだまだ奥にも、建築物が続いています。

ここから先は、舞台裏って感じでしょうか。

広い場内を奥へと進んでいきます。



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