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この街の、中心ともいえる広場を後にします。
行政府がある場所にしては、かなりのんびりした感じの場所でした。
広場前には大きな通りが、南に向かって伸びています。
レトロな車が、1台停められていました。
どうやら、この辺りにあるレストランの宣伝用のようです。
ナンバープレートには、ザグレブの紋章が見えています。
そろそろ時間的に、ランチをいただこうかと思っています。
この通りに面して、あまり他で見ることが無い 博物館 を見つけました。
失恋博物館
一番上に、日本語で表記されています。
世界中から、失恋にまつわる思い出に品を集め、展示しているそうです。
思い出のエピソードと、合わせて展示物が、陳列されています。
“ 失恋博物館は失恋とその遺品をコンセプトに、巡回展として発展してきました。
当館では、辛い過去を思い出させる恋の遺品をコレクションとして寄贈していただき、
心に出来た傷が、一日も早く癒えますようにお手伝いさせていただいています。 ”
というのが、日本語での解説です。
私は、何度かクロアチアの特集の番組で、見ていましたので、今回はパスです。
アートなどですと、興味を惹かれますが、この内容では....
この博物館が面した通りは、 ” チリロメトドゥ通り ” という名前です。
その昔、この通りは “ ゴスポツカ通り ”と呼ばれていました。
貴族のみが通れる通り 、という意味だそうです。
その為この通りには、貴族のために建てられた豪華なバロック様式の宮殿が、
現在も数多く保存されています。
現在の使われている、” チリロメトドゥ通り ” とはスラブ系のキリスト教伝道者である
チリル と、メトドゥ 兄弟にちなんで、つけられたものだそうです。
19世紀に 建設された、この通りに位置するギリシア正教会も、
彼らの名にちなみ “ チリラ ・ メトーダ ・ ギリシア正教会 ” と名付けられています。
通りを南の端まで、歩いてくると、展望台に出てきます。
旧市街からは、一段高い場所です。
特徴的な、赤い屋根が続いています。
向こうの方に見える高い建物が、かなり無粋に感じられます。
グラテツの丘と、旧市街を結ぶ交通機関が、見えています。
面白い特徴を持ったこの乗り物は、ウスピニャチャ と呼ばれています。
私がこの場所へ来たのは、これに乗る為ではありません。
最初の目的、ランチへ向かうことにします。
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