スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’21 冬 西国 22

2021年02月11日 | ’21 西国

 

 

大自然の造形を見てきました。

 

35km程西へ移動し、3つ目の目的地までやってきました。

以前に来た時に、見ていなかった場所です。

今日2つ目の世界遺産になります。

 

 

 

 

セブンイレブンの駐車場に面した場所です。

ここに車を停めて、見学します。

一段高い場所にあります。

世界遺産登録されたせいか、きれいに整備されています。

ですが、入ってくるときにはここコンビニでしょ、って感じです。

 

 

 

 

これです。

 

明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業

 

2015年に登録された8つのエリアに点在する、

23の世界遺産のうちのひとつです。

 

 

 

 

萩反射炉

 

その煙突の部分が残されています。

反射炉は2つ登録されていますが、もう一つは静岡県にあります。

私が以前訪れた時には、世界遺産ではありませんでした。

 

 

 

 

高さ 10.5mの石積みの煙突部分です。

 

オランダの技術書を基に製作していた佐賀藩から、

技術を導入し造られています。

完成は1856年、海防強化のため大砲を制作するために造られています。

 

 

 

 

規模が小さい為に、実用炉ではなく実験炉ではないかと言われています。

当時煙突部分は、漆喰で覆われていたそうです。

今とは少し違って見えたのでしょう。

尊皇派の藩が独自に反射炉を造っていたところに、

当時の時代背景が見えます。

 

 

 

 

ところどころに白く見えるのは、当時な名残なのか、汚れなのか。

先端部分は一部レンガ積みのようで、少し色が違って見えます。

当時は廻りにもいくつか施設が造られていたはずですが、

今はこの煙突の部分しか残っていません。

 

3つ目の世界遺産を見学し、今日の目的地、萩へと向かいます。



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