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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’17 夏 ザキントス・ミコノス 52

2017年11月06日 | ’17 ザキントス・ミコノス

 

 

考古学博物館の見学を終えて、次の目的地へと向かうことにします。

 

この島で一番高い場所を、目指します。

時間的には、12時前になっています。

13時間半で、船が出てしまいます。

 

暑さが厳しくなってきていますが、目的地へと向かいます。

 

 

 

 

こんな感じの、坂道が続いています。

 

風がないので、埃っぽさはありませんが、その分暑さを感じます。

目指す場所は、キントス山といわれる、この島で一番高い場所です。

 

 

 

 

登っていく途中にも、遺跡が点在しています。

柱のようなものがたくさん見えます。

ピーク時には、1万人が暮らした島ですので、住居跡なのでしょうか。

 

この辺りの高台は、きれいに海が見えて、過ごしやすい気がします。

風が強いと、大変な気もしますが。

 

 

 

 

 

丸い柱が並んでいます。

 

後ろにも、たくさんの大理石が見えています。

神殿の跡地なのでしょうか。

これも時代によるものなのか、産地が違うのか、

少し違った色の大理石に見えます。

 

 

 

 

こんな神殿のようなものが、ありました。

 

イーシス神殿です。

 

エジプト人が暮らした街の部分です。

こういった遺跡の共通点は、屋根部分が残っていないことのように感じます。

柱とファザード部分は、残されていますが、横架材から上は、

ほとんど見ることがありません。

 

 

 

 

側面は、こんな感じです。

 

エジプトにはたくさんあった、イシスの神殿。

他国の神の信仰を受け入れている感じは、

国際都市だったことの象徴のように見えます。

他にも、シリア人の神殿などもありますから、国際色豊かだった感じを受けます。

 

 

 

 

 

こんな階段状の道が、続いています。

 

のちの時代に造られたのでしょう、不規則に続く階段は登りにくいですが、

かなりの勾配がありますので、無いと登るのは大変な気がします。

 

上の方に立つ人を見ると、まだまだ登って行かないといけません。

 

 

 

 

少しフラットな場所に出ました。

 

まだこの先に、勾配が続いています。

登ってくる前とは、明らかに景色が違っています。

 

山頂まであともう少し、なかなか強敵です。



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