スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’09 夏 フィレンツェ・ヴェネツィア24

2009年10月01日 | ’09 フィレンツェ・ヴェネツィア
奇跡の広場。

ここには主に4つの建物があります。
大聖堂、洗礼堂、鐘楼(斜塔)、墓所(カンポサント)です。

広場に入ってすぐ右側にチケットセンターがありました。
予約して、支払い済みですのでチケットを受け取りに行きました。
早く到着できたので、早い時間に変更できないか聞いてみたところ、30分前の12時までは一杯だそうです。
それならいいです、とチケットを受け取りました。





時間は10時過ぎ、人出がここも増えてきました。
日本からこられた老夫婦に話しかけられました。
ここへくるバスの中で、スリにあいそうになったそうです。
学生風の女性4人組だったそうです。 要注意です。





大聖堂です。

緑の芝生が生える広場の中央に建っています。
海洋国家であったピサが、1063年にパレルモ沖でサラセン艦隊を破ったことを記念して建築を始めたといわれています。





鐘楼 ごぞんじ ” ピサの斜塔 ” です。
ここまで傾いていなければこんなには有名にならなかったかもしれません。
傾きを修正しながら建設された為か、途中から折れているように見えます。

1173年8月9日に着工、幾度もの工事中断の末1372年に完成しました。
工事が長引いた原因は、着工直後から始まった塔の傾きの為です。
塔は本来100m以上の高さを予定されていましたが、約半分の高さでの完成を余儀なくされたといわれています。
アルノ川沿いの砂地の地盤の為に、建物の基礎を深く作るには地盤が弱過ぎた事が、傾きが生じた主な原因とされています。

塔は現在、中心線から南に向って約4m、角度にして約5度傾いています。





足元はこんな感じに傾いています。
補修工事の末現在は傾きの進行は止まっているそうですが、それでもかなり傾いています。


しかしこれ以上に傾いている建物に、後ほど出会うのですが....
その建物については、ヴェネチア編で。


円筒形の8階建てで、階段は296段です。
高さは55m、円筒形の外径は約20mです。





傾いている側からのカットです。
なんとかまっすぐ見えませんか?

12時半まで時間がありますので、周りの建物を見学しようと思います。




斜塔の横のチケット売り場はかなり混雑しています。
さきほどのところで買っとけばよかった。

まず、墓所(カンポサント)から行くことにしました。


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