スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’09 夏 フィレンツェ・ヴェネツィア25

2009年10月02日 | ’09 フィレンツェ・ヴェネツィア
ここの見所は、斜塔を含めて4箇所です。
チケットが微妙に選びにくい。
斜塔のみ、斜塔+2ヶ所、斜塔+5箇所と4つにならないチケットの構成です。
仕方なくフルセットにして進みます。





斜塔側から入ってきた方向に戻ります。
大聖堂の右手に、カンポサントの入り口があります。





入ってみると、人気が少ない。
やはり斜塔+2ヶ所のチケットを選ぶ人が大多数なのでしょうか。





この4連のアーチ窓が、ここで見たかったものの一つです。
大理石の細かな細工が中庭側に続きます。





大聖堂の北側に、アーチ窓の連続する回廊付の美しい中庭を持つ墓所(カンポサント)があります。
13世紀におよそ100年かかって建てられたそうです。
この中庭の土は、ゴルゴダの丘の土と言われているそうです。

回廊の壁には、14世紀に描かれたフレスコ画がありました。
残念ながら、第二次世界大戦での空襲でほとんど消失してしまったそうです。






壁には海洋国家” ピサ ”らしいレリーフや、修復中の壁画が並んでいます。
隣の展示室には、修復されたフレスコ画 ” 死の凱旋 ” が飾られています。





涼しくてすごしやすい場所ですが、ここ実は ” 墓所 ” なんですよね。





床下に人が眠る墓所のようです。
踏んでも怒られないのでしょうか?
約600体が眠っていると言われています。





綺麗な4連窓を中庭側に見ながら、大聖堂側へ一周してきたことになります。
一回りしてきた側の壁面にはこのような彫刻と壁画がありました。





あまり皆さん訪れないのでしょうが、綺麗な中庭を含めてここお勧めです。
人も少ないですし、涼しいのでちょっと休憩がてらに寄られてみることをお勧めします。





外周面に彫られたレリーフを見ながら次に二つ目の建物、イタリア最大の洗礼堂に向かいます。


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