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セルヴェ野外博物館のすぐ近くに、この パシャバー地区 はあります。
アクテベから来た道の突き当たりを、左に行けば野外博物館、右に行けばここへ到着します。
ここには、たくさんの観光バスが停まっていました。
やはり、先ほどの野外博物館はコースから外れているのでしょうか?
このエリアには、見事に 風化した岩 が並んでいます。
修道士が住んでいたことから、 ムンク岩 とも言われているようです。
地層がよく分かるような感じです。
ほぼどの岩も同じような、風化具合を見せています。
ポツンとひとつだけ立っているのもありました。
上下のバランスから、いずれは倒れていまいそうな感じを受けます。
歩いている人と比べていただくと、大きさがお分かりいただけるかと思います。
ここにも観光用の、ラクダがいました。
お土産ものやさんのエリアを抜けて、少し上のゾーンへと行ってみることにしました。
皆さん、片言の日本語で話しかけてこられます。
中には、ものすごく流暢な日本語を話す人もいました。
何カ所か廻りましたので、大体のお土産ものの相場がわかってきました。
上の部分へ出ると、くり抜かれている岩がありました。
このあたりで、修道士は暮らしていたのでしょうか?
住むのには、やはり少しでも高い位置の方がいいのでしょう。
降らないといっても、雨はありますから。
くり抜かれた、岩の内部です。
どんな用途に使われていたのでしょうか?
壁には棚状になった、3か所のくぼみが見えます。
やはりここも内部は、気温が低い目で過ごしやすそうでした。
もうすぐ折れてしまいそうなものがありました。
左側はもうすでに折れてしまったのか、全く違う材質なのでしょうか?
岩のない部分は、もっと風化が速かった場所になります。
風の通り道で、廻りに何も遮るものが無い場所に、こういう景色が作られた感じを受けました。
地層と風向きがよくわかるうような、景色です。
今回の旅立つ理由は ” 人から教わった場所をたずねる ” でした。
その場所は、ここではありません。
カッパドキアには、行っとかないとなぁぐらいの気持でいました。
来てみて実感しました。
” ここは素晴らしい ”
やはり ” 百聞は意見にしかず ” 、旅には来てみてわかることがたくさんあります。
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