スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 マカオ 9

2018年05月02日 | OLD DAYS

 

 

聖ポール天主堂跡

 

マカオを代表する、世界遺産です。

17世紀にイエズス会によって建てられた、

当時としては東洋一美しいと言われた、壮大な教会だったようです。

 

この建設には、日本人のキリシタンも加わっていました。

壁面には、漢字を彫っている場所が、あるそうです。

 

 

 

 

教会の前には階段が続き、降りた場所は、小さな広場になっています。

 

20年ほどかけて建てられた教会ですが、

1835年に起こった隣地にあった、

学校の火事からの、もらい火で焼失してしまっています。

 

いつも思うのですが、その当時のものを、見てみたかった気がします。

 

 

 

 

途中、こんなカットが挟まっていました。

 

どこで撮影したのか、記憶がありません。

十字架に張り付けられている絵画ですが、

あきらかに人の数が多い気がします。

歴史上の史実に基づいて、描かれているのでしょうか。

 

キリストと12人の使徒よりも、数が多い感じです。

キリスト教弾圧をテーマにした、絵画のようです。

 

 

 

 

美しく彫り込まれた、ファザードです。

 

” 石の説教 ” と呼ばれているそうです。

 

日本にゆかりのある、フランシスコ・ザビエルです。

上部にキリストの少年像が彫られ、

その下に4聖人の像が彫り込まれています。

その一つが、ザビエル像になっています。

 

 

 

 

 広場から見た、全景です。

 

高台の平地に、目いっぱい建てた感じをうけます。

広場が、階段の下にあるのも珍しい計画です。

その分、建物は美しく見えています。

 

この階段部分を含めた、世界遺産になっているそうです。



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