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聖ポール天主堂跡
マカオを代表する、世界遺産です。
17世紀にイエズス会によって建てられた、
当時としては東洋一美しいと言われた、壮大な教会だったようです。
この建設には、日本人のキリシタンも加わっていました。
壁面には、漢字を彫っている場所が、あるそうです。
教会の前には階段が続き、降りた場所は、小さな広場になっています。
20年ほどかけて建てられた教会ですが、
1835年に起こった隣地にあった、
学校の火事からの、もらい火で焼失してしまっています。
いつも思うのですが、その当時のものを、見てみたかった気がします。
途中、こんなカットが挟まっていました。
どこで撮影したのか、記憶がありません。
十字架に張り付けられている絵画ですが、
あきらかに人の数が多い気がします。
歴史上の史実に基づいて、描かれているのでしょうか。
キリストと12人の使徒よりも、数が多い感じです。
キリスト教弾圧をテーマにした、絵画のようです。
美しく彫り込まれた、ファザードです。
” 石の説教 ” と呼ばれているそうです。
日本にゆかりのある、フランシスコ・ザビエルです。
上部にキリストの少年像が彫られ、
その下に4聖人の像が彫り込まれています。
その一つが、ザビエル像になっています。
広場から見た、全景です。
高台の平地に、目いっぱい建てた感じをうけます。
広場が、階段の下にあるのも珍しい計画です。
その分、建物は美しく見えています。
この階段部分を含めた、世界遺産になっているそうです。
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