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長さ250mの、仲見世通りを進んできました。
この先が、浅草寺の境内のようです。
ここは、坂東三十三箇所13番札所、
江戸三十三箇所1番札所だそうです。
立派な山門、宝蔵門が見えてきました。
左手には、立派な五重塔があります。
創建当時は三重塔だったそうです。
1648年に再建された際に、五重塔に建替わりました。
関東大震災でも倒れませんでしたが、
1945年の東京大空襲で焼失しています。
現在のものは、元あった三重塔の位置に1973年に建てられています。
入母屋造りの宝蔵門です。
東京で一番古い寺院ということもあり、かなり立派な門です。
現在のものは1964年に再建された、鉄筋コンクリート造の門です。
門の左右に2体の金剛力士像が安置されていることから、
” 仁王門 ” とも呼ばれていたそうです。
奈良にも立派な金剛力士像があります。
ここにも大きな赤い提灯が、ぶら下がっています。
高さ 3.75mの提灯は、” 日本橋小舟町奉賛会 ” から寄進されています。
現在のものは2014年に、掛け替えられたものです。
やはり提灯は、江戸の象徴なのでしょう。
門をくぐると、西側には先ほどの五重塔が正面に見えています。
基壇の高さ 5m、塔の高さ 48m。
江戸四塔の一つです。
再建された現在の瓦は、チタンで葺かれています。
合理的な考え方なのか、京都や奈良ではあり得ない気がします。
ちょっと残念な感じです。
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