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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

色々あって北関東へ  23

2021年12月24日 | 日記

 

 

長さ250mの、仲見世通りを進んできました。

 

この先が、浅草寺の境内のようです。

ここは、坂東三十三箇所13番札所、

江戸三十三箇所1番札所だそうです。

立派な山門、宝蔵門が見えてきました。

 

 

 

 

左手には、立派な五重塔があります。

 

創建当時は三重塔だったそうです。

1648年に再建された際に、五重塔に建替わりました。

関東大震災でも倒れませんでしたが、

1945年の東京大空襲で焼失しています。

現在のものは、元あった三重塔の位置に1973年に建てられています。

 

 

 

 

入母屋造りの宝蔵門です。

 

東京で一番古い寺院ということもあり、かなり立派な門です。

現在のものは1964年に再建された、鉄筋コンクリート造の門です。

 

門の左右に2体の金剛力士像が安置されていることから、

” 仁王門 ” とも呼ばれていたそうです。

奈良にも立派な金剛力士像があります。

 

 

 

 

ここにも大きな赤い提灯が、ぶら下がっています。

 

高さ 3.75mの提灯は、” 日本橋小舟町奉賛会 ” から寄進されています。

現在のものは2014年に、掛け替えられたものです。

 

やはり提灯は、江戸の象徴なのでしょう。

 

 

 

 

門をくぐると、西側には先ほどの五重塔が正面に見えています。

 

基壇の高さ 5m、塔の高さ 48m。

 

江戸四塔の一つです。

 

再建された現在の瓦は、チタンで葺かれています。

合理的な考え方なのか、京都や奈良ではあり得ない気がします。

 

ちょっと残念な感じです。



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