スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’19 初夏 ソウル 25

2019年08月20日 | ’19 ソウル

 

 

現在、日本では見ることができないザハ作品。

 

関西から2時間ほどの場所で見ることができます。

それも、こんなに巨大な建築物。

 延面積は85,320㎡あります。

 

 

 

 

3次元曲線の繋がる美しい空間です。

それぞれその場所にあった形状のアルミパネルが、45,133枚使用されています。

新製品発表会やファッションショーなどが開催されるアートホール1、

カンファレンスや国際会議が開かれるアートホール2、

国際会議場と呼ばれるの3つのホールが入っています。

 

 

 

 

外部にはこんなアートも置かれています。

正面の無い人体像が、V型に開いています。

このカットではわかりにくいのですが、かなり大きな作品です。

 

 

 

 

この辺りのオーバーハング部分は、構造的に大変だったと思います。

内部の使い方にもよりますが、Rに合わせて全方向に跳ねだしているように見えます。

試行錯誤しながら、6年の工期を要したのもわかるような気がします。

工事期間中のカットを見ましたが、3次元の立体構造のフレームに、

仕上げのパネルを貼っていくような工程でした。

工事中をよく見てみたかった気がします。

 

 

 

 

こんな案内看板がありました。

地上を歩いていると、全くと言っていいほど全体の形状が分からない感じです。

 

モチーフは一体何だったのでしょうか。

 

地下2階、地上4階の巨大な建築物です。

 

 

 

 

スロープを上がってきた場所から、ぐるっと半周廻ってきました。

ここにも大きなアートが置かれていました。

写り込む人々と比べると、その大きさが分かります。

 

 

 

 

ここが正面のようです。

Dongadaemun  Disign  Plaza の頭文字のロゴが見えます。

ざっと一回りしてきました。

 

今回の旅立つ理由 ” ザハ作品を鑑賞する ”

 

ここに来るために、ソウルに来たと言っても過言ではありません。

一日じっくり時間をかけて、また廻ってみたい気がしました。



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