
ムガル帝国皇帝フマユーンは、スール族に追われ、一時期ペルシャへと亡命をしていたそうです。
その後、ペルシャの後ろ盾により、北インドを奪回します。
しかし、1556年に事故死をしてしまったそうです。
その後、王妃の命により9年かけて、この霊廟が建設されました。
その王妃も、この場所に埋葬されているそうです。
奇麗な影が、床に伸びています。
美しい窓が、ここにも見られます。
さまざまな建築様式が、取り入れられた建物です。
ペルシャ出身の、親子の建築家によって設計されています。
この建物が、その後のムガル建築の霊廟としての、基盤となったようです。
均整のとれた外観は、やはり美しい。
庭園も含めて、整備された空間も合わせて設計されています。
この建物を参考に、タージマハルが考案されたのも、うなずけるような気がします。
来た時よりも、人出が増えてきているように感じます。
こうしてみると、この門の大きさがよくわかります。
中央の大きなアーチの上部の両側に、六芒星の様な模様が見えています。
門の中央部には、照明らしき物が下がられています。
かなり時代を感じされる、ランプの様です。
どうやって、火を入れたのでしょうか?
背の高い脚立の様なものを、使用していたのでしょうか。
通路になっている部分の左右に小部屋があり、ここから出たものなのか 出土品 が展示されていました。
壷や食器、パイプのような形状のものもありました。
ガラスのショーケースには入れられてはいますが、貴重品を保管しているようには見えませんでした。
ここから切り取られる姿も、美しいく見えます。
残念ながら、まだまだ霧に煙っています。
やはり、晴れた空の下で見てみたかった気がします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます