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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’15 冬 インド 15

2015年01月26日 | ’15 インド

 

 

 

上下二層になる構造です。

 

上の部分に、上がってきました。

赤と白の石を組み合わせた、美しい外観です。

 

 

 

 

 

 

先ほど、入ってきた門です。

 

四角く切り取った、庭園が見えています。

建物の周囲四方が、同じような造りになっています。

 

 

 

 

 

 

庭園は、ペルシャ風の四分庭園で建設されています。

 

四面同じ意匠で造り込まれ、それぞれに水路や池が配置されています。

この面の通路の先には、先ほどの門とは意匠の違う門が、建てられています。

 

 

 

 

 

 

何度も書きますが、ここは城郭ではなく霊廟です

 

四方同じ形状を持つ建物の、 一辺は約 48 m あります。

イスラム的な ミナレット や、ヒンドゥー建築の チャトリ が見えています。

 

さまざまな建築様式から、影響を受けて建てられているようです。

 

 

 

 

 

 

中央部分の天井です。

 

一段と美しく、造り込まれています。

この中央部分の周りに、4つの部屋が張り出すように作られて、外観を形成しています。

 

 

 

 

 

 

床部分です。

 

赤い大理石と、白い大理石の組み合わせです。 

中央部分は、アラベスク模様の星を囲む様に貼り込まれています。

 

 

 

 

 

 

棺が、置かれていました。

 当然ここではなく、別の場所に埋葬されています。

 

ムガル帝国第2代皇帝フマユーン が、眠っています。

彼の死後、ペルシャ出身の妃によってこの霊廟は、建てられたそうです。



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