スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’11 夏 トルコ 81

2011年11月25日 | ’11 トルコ

 

 

 

古代東方博物館 を見てきました。

 

オスマン朝時代、英 ・ 仏の両国によってこの国の発掘作業が行われていたそうです。

その発掘品のほとんどは、両国によって持ち出されてしまっています。

 

1881年以降発掘されたものが、ここに納められているようです。

 

 

 

 

 

 

入ったホールにこんな像が置いてありました。

 

かなり大きなものです。

何がモチーフになっているのでしょう?

このホールから左右に分かれて展示物が並んでいます。

 

時代に沿って展示されているようで、順路はまず右からになっていました。

 

 

 

 

 

 

ここにもありました。

 

先ほどのものとは、少し石質が違うように感じます。

こちら側には、自然光が取り入れられています。

 

 

 

 

 

 

オケアヌス像 です。

 

ギリシャ神話の海の神 ” オケアヌス ” 

2世紀のものだそうです。

 

英語で大洋を意味する Ocean の語源 となった神です。

 

 

 

 

 

 

ティケ像 です。

 

これも2世紀のものだそうです。

幸福の神 としてローマ時代に崇められていたそうです。

 

よく見ると、子供の頭部や果物に色が残っています。

太古の色がうかがえるそんな像です。

 

 

 

 

 

 

途中にあった、2階へ上がる階段部分の手摺です。

 

大理石の階段に、奇麗な ロートアイアンの手摺 がつけられていました。

いいデザインです。

 

参考にさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

アタテュルク像 がありました。

 

ここにまで作らなくてもいいような気がするのですが....

トルコにとっては、かけがえのない偉人のようです。

 

 

 

 

 

 

嘆き悲しむ女たちの石棺 です。

この他にも アレクサンダー大王の石棺 もありました。

色々な石棺が並ぶゾーンです。

 

その中に目的のものがありました。

 

 

 

 

 

 

やっと見つけました。

 

紀元前5世紀末に作られた リキアの石棺 です。

下の台座には ケンタウロス の姿が見えます。

 

私が見たかった理由は....

 

 

 

 

 

 

これです。

 

石棺上部に掘られた、 スフィンクス です。

 

われわれが知るスフィンクスとはかなり違った形状です。

この写真が雑誌 クレアトラベラー に掲載されていました。

その写真を見た時に、見てみたいと強く感じました。

 

ギリシャ神話登場するスフィンクスは、こんな姿をしているようです。

 

私を呼んでいた石棺を見ることができました。

写真などを初めて見た時に、どうしても見てみたくなるものや場所が存在します。

 

そういう時に私は、 ” いつかきっと! ” と思ってしまいます。

それがきっと 好奇心 と言われるものなのでしょう。 

 

距離に負けるな! 好奇心!!

 

いつもそう思っています。



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