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10年前、横浜にいた私は夢を見ました。
7月17日、なでしこジャパンが世界一なりました。
ワールドカップの決勝で、アメリカをPKで破りました。
生放送で見ていました。
サッカーの世界で、日本が世界一になるなんて。
男女で日本、初めての世界一です。
一年延期された、東京オリンピック。
男子の世界では、少し下のカテゴリーになります。
基本的に、23歳以下が中心です。
オーバーエイジは3人まで。
今回はその3人が見事にはまり、メダルを狙える布陣でした。
予選リーグは、開催国とは思えないほど過酷な組でした。
アフリカ3位の南アフリカ、欧州3位のフランス、北中米1位のメキシコ。
24か国参加のオリンピックでは、あり得る組み合わせでした。
初戦の南アフリカ戦では、苦しんだうえの勝利を収めました。
2戦目は、同じタイプのメキシコ戦。
先制が有効し、勝利を収めました。
ですが、なかなかの薄氷の勝利でした。
2012年ロンドンオリンピックでは、準決勝で敗れた相手です。
この時から、嫌な相手だと感じていました。
3戦目は、前回ワールドカップ優勝のフランス。
直前のEURO2020では、ベスト16で敗退しています。
クラブチームの影響により、フルメンバーではありませんでした。
それでも4-0と完勝、予選リーグ唯一の勝ち点9での突破です。
夢を見ました。
この後も次は、比較的楽な展開ではないかと。
ニュージーランドは、かなり格下の相手でした。
ですが、現実はそんなに甘いものではありませんした。
90分では決着がつかず、延長に入りました。
延長でも決着がつかず、PK戦になりました。
ここでは経験の差もあり、無事勝ち上がりました。
メダルかけた準決勝。
勝てば、銀メダル以上が確定します。
強敵、スペイン相手では思うように戦えませんでした。
前半から、ずっと押し込まれる展開。
ですが、少しずつ押し返してきていました。
延長になり、もう少しでPK戦というところで先制されました。
やはり、経験の差なのか。
違う色のメダルを、目指すことになりました。
3位決定戦。
一度勝った相手です。
ですが、序盤から押し込まれる展開。
やはり相手の方が、一枚上手な感じでした。
結果は、1点返したものの完敗でした。
メキシコオリンピック以来、53年越しのリベンジ。
地元でのメダルは、同様に叶いませんでした。
まだまだ夢は、見続けようと思います。
次はワールドカップ、その次はパリオリンピックです。
夢の続きは、また来年.....
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