スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

ひとつ減りました  2

2019年12月09日 | 日記

 

 

お気に入りの場所が、ひとつ減りました。

 

2019年4月6日。

厳密に言うと、新しい場所に移転したことにまります。

 

アタチュルク国際空港

 

 

 

 

3本の滑走路を持つ、南廻りでの欧州の玄関口でした。

 

何度も利用した便利な空港でしたが、現在は完全に閉鎖されています。

旧市街からも比較的近く、ラウンジなどの施設もかなり充実していました。

フランクフルト空港の次に、利用の多い欧州の空港でした。

 

 

 

 

確かに、沖止めされる機材も多く、空港は飽和状態に見えていました。

その空港が閉鎖され、新しい空港へと移管されました。

当然ですが、その新しい空港へは訪れたことはありません。

空港コードも今までと同じ ” IST ” を使用していますので、

完全に新空港へ移管されているようです。

 

 

 

 

現在は2本滑走路、88のブリッジを持つ空港として運営されています。

最終的には6本の滑走路、165のブリッジ、

4つのターミナルで運営される巨大空港になる予定です。

新しく欧州の玄関口として利用できるようになるのでしょう。

 

ですが、この新空港には大きな難点があります。

 

 

 

 

旧市街からかなり遠いのです。

直線距離で52km、バスで110分もかかります。

 

関空が48km、成田が71km、それぞれ中心部まで距離があります。

ほぼ関空ぐらいの距離でしょうか。

 

ハブ空港としては、魅力的でも観光には不向きな感じです。

いずれは地下鉄も開通するようです。

ですが、歴史のある街イスタンブールでは、地下には遺跡なども多く、

工事は難航するのではないでしょうか。

2020年夏のオリンピック開催を、東京と争っていました。

それに合わせての開港でしたので、今年新しくなっています。

便利な空港にあるのは歓迎です。

 

 

 

 

ターキッシュエアラインズも、関空への再就航を決めています。

来年夏からは、ANAが羽田から就航してきます。

便利になるイスタンブール新空港。

段階的に整備され、2030年に完成するようです。

 

新たな欧州の玄関口に期待します。



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