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世界のベストセラー ベビーボーイング B737
L.C.C.がこぞって使用する小型機です。
エアバスA320と、人気を二分している機材です。
同じ型式で長さ違いだけですと、整備にかかる費用も軽減できます。
1967年に初飛行した、ボーイングの小型機です。
現在までに、10,000機余りを納入した、まさしくヒット機材。
B737-100、200の第1世代、B737クラシックと呼ばれた第2世代、
B737ネクストゼネレーションと呼ばれた第3世代がありました。
第2世代には、B737-300,-400,-500という3種類の、
乗客数の違う機材が1980年代初頭まで納入されていました。
第3世代は、B737-600、-700、-800,-900という、
4種類の機材があります。
この第3世代が今、日本国内でもたくさん飛行しています。
その第4世代が、B737MAXです。
この機材にもB737MAX7、8、9,10と4種類の機材があり、
すでに5,000機に近い数の受注があります。
ベストセラーの後継機は、2016年に初飛行しその時点で62の発注先から、
3,000機以上の発注を受けていました。
ANAでは、B737-700、800と合わせて47機保有しています。
今後、B737MAX8を最大で30機発注の予定です。
現在納入されているのは、B737MAX8のみです。
この最新の機材が昨年から2機、離陸中に事故を起こしています。
現在ではそれを受けて、日本を含めた世界各国で飛行が禁止されています。
日本にはこの時点で、海外の航空会社5社17路線で就航していました。
B737MAXには、新機能としてMCASという失速防止装置が搭載されています。
これは、墜落防止に搭載されていますが、この機能が逆に働いたことによって、
今回の事故が起きたと分析されています。
この判断が正しいのか、またはほかに原因があるのか、まだ正確な結論は出ていないようです。
本来なら、ボーイングは全くの新型機の開発を、予定していたそうです。
ですが、ライバルエアバスとの競争激化により、ベストセラーの改良型を投入しています。
ですが、事故を起こしたB737MAX8とB737-800とは違う機材です。
B737-800は、たくさん今でも日本の空を飛んでいます。
中国国内では、この勘違いによりB737-800に、
乗らない人が増えてきているそうです。
当然、数の多い機材はフライト数も多くなります。
地上の乗り物よりも、トラブルの数は少ないと言われている飛行機です。
ですが、一旦トラブルが起こると大惨事になってしまいます。
新型機には乗ってみたいと、考えることが多い私です。
小型機には、就航先でしかなかなか乗らないのですが、
A321neoと呼ばれる新型機と、この機材には興味がありました。
ベストセラー機を新型に置き換えていく過程での、
このトラブルは納入先の航空会社にとっても痛手です。
ANAもローンチカスタマーとして、B787やMRJの遅れで苦労をしています。
ですが、安全第一です。
一日も早い原因究明と、就航を希望します。
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