スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

B737MAX8

2019年03月30日 | 日記

 

  

世界のベストセラー ベビーボーイング B737

 

L.C.C.がこぞって使用する小型機です。

エアバスA320と、人気を二分している機材です。

同じ型式で長さ違いだけですと、整備にかかる費用も軽減できます。

 

1967年に初飛行した、ボーイングの小型機です。

 

現在までに、10,000機余りを納入した、まさしくヒット機材。

B737-100、200の第1世代、B737クラシックと呼ばれた第2世代、

B737ネクストゼネレーションと呼ばれた第3世代がありました。

第2世代には、B737-300,-400,-500という3種類の、

乗客数の違う機材が1980年代初頭まで納入されていました。

第3世代は、B737-600、-700、-800,-900という、

4種類の機材があります。

この第3世代が今、日本国内でもたくさん飛行しています。

 

 

 

 

その第4世代が、B737MAXです。

 

この機材にもB737MAX7、8、9,10と4種類の機材があり、

すでに5,000機に近い数の受注があります。

ベストセラーの後継機は、2016年に初飛行しその時点で62の発注先から、

3,000機以上の発注を受けていました。

ANAでは、B737-700、800と合わせて47機保有しています。

今後、B737MAX8を最大で30機発注の予定です。

 

 

 

 

現在納入されているのは、B737MAX8のみです。

この最新の機材が昨年から2機、離陸中に事故を起こしています。

現在ではそれを受けて、日本を含めた世界各国で飛行が禁止されています。

 

日本にはこの時点で、海外の航空会社5社17路線で就航していました。

B737MAXには、新機能としてMCASという失速防止装置が搭載されています。

これは、墜落防止に搭載されていますが、この機能が逆に働いたことによって、

今回の事故が起きたと分析されています。

この判断が正しいのか、またはほかに原因があるのか、まだ正確な結論は出ていないようです。

 

本来なら、ボーイングは全くの新型機の開発を、予定していたそうです。

ですが、ライバルエアバスとの競争激化により、ベストセラーの改良型を投入しています。

 

 

 

 

ですが、事故を起こしたB737MAX8とB737-800とは違う機材です。

B737-800は、たくさん今でも日本の空を飛んでいます。

中国国内では、この勘違いによりB737-800に、

乗らない人が増えてきているそうです。

 

当然、数の多い機材はフライト数も多くなります。

地上の乗り物よりも、トラブルの数は少ないと言われている飛行機です。

ですが、一旦トラブルが起こると大惨事になってしまいます。

 

 

 

 

新型機には乗ってみたいと、考えることが多い私です。

小型機には、就航先でしかなかなか乗らないのですが、

A321neoと呼ばれる新型機と、この機材には興味がありました。

ベストセラー機を新型に置き換えていく過程での、

このトラブルは納入先の航空会社にとっても痛手です。

 

ANAもローンチカスタマーとして、B787やMRJの遅れで苦労をしています。

ですが、安全第一です。

 

一日も早い原因究明と、就航を希望します。



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