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森の中に埋もれるように建つホテル。
ずっと来てみたい場所でした。
私の好きな建築家は、自然をモチーフにする設計者です。
直線にこだわらず、緑に溶け込むようなデザインが好みです。
アントニ・ガウディ、ルイス・バラガン、この2人の建築は見てきました。
そしてやっと、ジェフリー・バワです。
最上階へと上がってきました。
レセプションのある中央部の7階が、一番上の階になっています。
ここまで上がってくると、カンダラマ湖を取り囲む樹木の高さを超えて、
眺望を楽しむことができます。
遠くには、これから行く予定のシーギヤロックも見えています。
屋上部分が緑化されています。
この先が、ダンブッラウィングになっています。
左手にはホテル用の機械設備が並んでいるのですが、
緑化することによって、見事に隠されています。
写真からはわかりませんが、実は結構機械音は聞こえてきています。
その右手に作りこまれた水場です。
自然の岩を取り込むように作られています。
私は最初ここは水盤を作りこんでいると思っていましたが、
よく見るとプールのようです。
ここも中へ入ると、プールのエッジが切れて、
湖と同化するように見えるのではないでしょうか。
ロビー前にあるプールです。
まだ朝の7時代ですので、誰も泳いではいないようです。
これがバワ発案の、世界で初めてのインフィニティプールです。
上階から見ても、見事にカンダラマ湖と一体化しているように見えています。
最上階をずっと回ってきました。
ロビーの上が、緑化されたテラスになっています。
ちょうど、ダイニングの前のスペースになっています。
食事を終えると、ダイニングの奥からテラスへと出てくることができます。
館内を少し歩いてきました。
すべての部屋がカンダラマ湖へ向かって建てられています。
客室へと向かう廊下は、裏側の山手に作りこまれています。
階段もこんな感じです。
階段ホールには、オブジェが置かれています。
置かれているものによって、
自分のいる場所がわかるように、なっているように見えます。
客室へと続く廊下部分です。
昨日到着した時には、真っ暗でしたのであまり見えていませんでした。
ここまで現状を保存して計画すると、基礎や鉄骨なども、
現状合わせになっているのではないでしょうか
かなり現場泣かせの計画のようです。
ですが、無理して初めて新しいものができてくる気がします。
って、勝手な意匠サイドの意見でしょうか....
一旦部屋へ戻って、世界遺産へと向かいます。
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