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フマユーン廟
デリーで、一番見てみたかった場所です。
インド国内でも有数のイスラム建築です。
その姿が、手前にあるゲート越しに見えています。
タージマハルに影響を与えたと言われる美しい建築物は、
1993年に世界遺産に登録されています。
国によって、この世界遺産を示すプレートの形状は様々です。
特に決められたルールは、ないように感じます。
ゲートをくぐると、建物に向かって水路が作られています。
赤い大地は、この地方独特の色なのでしょう。
この色の石を切り出して、建物に用いているようです。
前庭を進んでいくと、通路の中央部分に噴水を持つ池があります。
正形に造りこまれた庭部分と同様に、四角い池になっています。
乾いた砂の色と、対照的に見えます。
水路には、土砂が詰まるのか掃除をしている人がいました。
一辺が95mもある基壇の上に建物が建設されています。
正面には門があり、そこから上部へ上がっていけるようになっています。
蹴上げの高い、石段です。
手摺は、当然後世のものです。
上がる時よりも、下る時に必要な感じを受けます。
上へ来ると一際赤い外壁が、鮮やかに感じます。
晴れて来たとはいえ、まだまだ遠くからだと霞んで見えていました。
この時期の観光には、霧が大敵の様です。
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