スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

デン ・ ハーグからきた少女

2012年07月13日 | 日記

 

 

 

昨日、上野へ行ってきました。

 

仕事の合間に、少し時間ができました。

ですので、パンダを見に....

 

って違います。

もともと関西の方が、パンダはたくさんいます。

見に行ったことはありませんが....

 

 

 

 

 

 

行ってきたのは、 東京都美術館 です。

 

いずれ私の方から、逢いに行こうと思っていた少女が、向こうからやってきてくれました。

 

クレラー ・ ミュラー美術館と合わせて、いつか訪れないとって思っていたオランダ。

ゴッホとともにこの偉大なオランダの画家の作品は、ぜひ見てみたいと思っていました。

 

現在、オランダを訪れている方は、大変お気の毒な気がします。

せっかく行ったのに、日本来ているなんて....

 

実は、私も以前 オスロ に訪れた際に同じことがありました。

オスロ国立美術館の ムンク作 ” 叫び ” の1点が東京に行っていました。

5枚あるうちの、最も有名な油彩画は見ることができましたが、テンペラ画の方はありませんでした。

 

タイミングというのもありますが、貸し出しの予定まで旅程に考慮するのは難しいと思います。

 

 

 

 

 

 

隣の 国立西洋美術館 でも、合わせてこんなのをやっていました。

 

共通で見れるようにしていただけると助かるのですが....

 

東京都美術館の方は、6月30日から開催されています。

ほぼ2週間たったので、少し空いているだろうと思ってやってきました。

 

  

 

 

 

 

上野へやってきたのも、久しぶりです。

この辺りには、美術館や史跡などが点在しています。

 

国立西洋美術館

 

ル ・ コルビュジェ の基本設計で1953年に完成しています。

彼自身は、1度視察の為来日したのみだったそうです。

” ル ・ コルビュジェの建築と都市計画 ” という中の1つとして世界遺産に申請されましたが、

未だ登録には至っていません。

 

時間の関係で、今回はこちらは外観のみです。

 

 

 

 

 

 

 

道中、こんな大きなポスターも貼られていました。

 

真珠の耳飾りの少女

 

ヨハネス ・フェルメールの1665年頃の作品と言われています。

天然のウルトラマリンを使用した青色は、 フェルメール ・ ブルー とも言われています。

 

別名 ” オランダのモナリザ ” といわれる彼女は、思っていたより小さな作品でした。

 

同時期のレンブラントなどの人物画などと比べると、かなり小さい気がします。

当時の人物画は、権力者等から依頼されて作成されています。

その為、どれも作品としては大きなものが多いように感じます。

 

この絵は、注文されて書いたものではないのではないか、と言われています。

 

美術館は、結構空いていました。

しかし、この作品の前は別でした。

最前列で見る為の列が、かなり長くなっていました。

列に並んでいる人たちは、後ろから煽られるようにゆっくりとは見れない様子でした。

 

私は、人より少し背が高いのと、またく衰えない視力のおかげで、ゆっくりと鑑賞する事ができました。

これだけを見に来た、と言った感じで美術館を後にしました。

 

 

 

 

 

 

せっかく、上野やってみましたので、 ” 北の玄関口 ” 上野駅を少し散策してみました。

よくテレビドラマなどに登場するホームは、山手線のホームよりかなり下にありました。

 

ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく

 

啄木 の詩が書かれたモニュメントがありました。

こういった終着駅の風情は、私鉄のターミナルぐらいでしか見ることはできません。

関西だと、天王寺駅の阪和線ホームがこんな感じでしょうか?

最近では和歌山方面へ向かう特急は、天王寺始発ではなく環状線ホームから発車していますが....

 

 

 

 

 

 

最近バタバタしすぎていて、あまり余裕がありませんでした。

 

旅行まで、あと1月あまり。

逢いたかった人から、元気をもらった気がします。

 

湿度が一気に上がり、不快感が増してきました。

カウントダウンしながら、バカンスを待つことにします。



post a comment