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昨日、上野へ行ってきました。
仕事の合間に、少し時間ができました。
ですので、パンダを見に....
って違います。
もともと関西の方が、パンダはたくさんいます。
見に行ったことはありませんが....
行ってきたのは、 東京都美術館 です。
いずれ私の方から、逢いに行こうと思っていた少女が、向こうからやってきてくれました。
クレラー ・ ミュラー美術館と合わせて、いつか訪れないとって思っていたオランダ。
ゴッホとともにこの偉大なオランダの画家の作品は、ぜひ見てみたいと思っていました。
現在、オランダを訪れている方は、大変お気の毒な気がします。
せっかく行ったのに、日本来ているなんて....
実は、私も以前 オスロ に訪れた際に同じことがありました。
オスロ国立美術館の ムンク作 ” 叫び ” の1点が東京に行っていました。
5枚あるうちの、最も有名な油彩画は見ることができましたが、テンペラ画の方はありませんでした。
タイミングというのもありますが、貸し出しの予定まで旅程に考慮するのは難しいと思います。
隣の 国立西洋美術館 でも、合わせてこんなのをやっていました。
共通で見れるようにしていただけると助かるのですが....
東京都美術館の方は、6月30日から開催されています。
ほぼ2週間たったので、少し空いているだろうと思ってやってきました。
上野へやってきたのも、久しぶりです。
この辺りには、美術館や史跡などが点在しています。
国立西洋美術館
ル ・ コルビュジェ の基本設計で1953年に完成しています。
彼自身は、1度視察の為来日したのみだったそうです。
” ル ・ コルビュジェの建築と都市計画 ” という中の1つとして世界遺産に申請されましたが、
未だ登録には至っていません。
時間の関係で、今回はこちらは外観のみです。
道中、こんな大きなポスターも貼られていました。
真珠の耳飾りの少女
ヨハネス ・フェルメールの1665年頃の作品と言われています。
天然のウルトラマリンを使用した青色は、 フェルメール ・ ブルー とも言われています。
別名 ” オランダのモナリザ ” といわれる彼女は、思っていたより小さな作品でした。
同時期のレンブラントなどの人物画などと比べると、かなり小さい気がします。
当時の人物画は、権力者等から依頼されて作成されています。
その為、どれも作品としては大きなものが多いように感じます。
この絵は、注文されて書いたものではないのではないか、と言われています。
美術館は、結構空いていました。
しかし、この作品の前は別でした。
最前列で見る為の列が、かなり長くなっていました。
列に並んでいる人たちは、後ろから煽られるようにゆっくりとは見れない様子でした。
私は、人より少し背が高いのと、またく衰えない視力のおかげで、ゆっくりと鑑賞する事ができました。
これだけを見に来た、と言った感じで美術館を後にしました。
せっかく、上野やってみましたので、 ” 北の玄関口 ” 上野駅を少し散策してみました。
よくテレビドラマなどに登場するホームは、山手線のホームよりかなり下にありました。
ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく
啄木 の詩が書かれたモニュメントがありました。
こういった終着駅の風情は、私鉄のターミナルぐらいでしか見ることはできません。
関西だと、天王寺駅の阪和線ホームがこんな感じでしょうか?
最近では和歌山方面へ向かう特急は、天王寺始発ではなく環状線ホームから発車していますが....
最近バタバタしすぎていて、あまり余裕がありませんでした。
旅行まで、あと1月あまり。
逢いたかった人から、元気をもらった気がします。
湿度が一気に上がり、不快感が増してきました。
カウントダウンしながら、バカンスを待つことにします。
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