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お土産物屋さんの続く道を進んでいきます。
入り口付近とは少し違うものが並んでいます。
やはりここでも、売り込んでくる様子はありません。
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しばらく歩くと ” 高僧の墓 ” と言われる遺跡に行き当たります。
これは小さなエルカスティージョといった外観です。
階段の両脇には、蛇の頭のレリーフが見られます。
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ここは修復されているのか、綺麗な外観です。
このピラミッドからは7体の人骨と副葬品が発見されています。
ピラミッド頂上に下へ続く4mの縦穴が見つかり、そこに一体の遺骨が納められていたそうです。
更にその下に下にと合計で4つの墓室が発見され、それぞれから遺骨が発見されています。
一番下の墓室から、今度は横に繋がる穴が発見されました。
ここからピラミッドの地下へと続く深さ12mの洞窟に繋がっているそうです。
その洞窟の底から、一体の副葬品に包まれた遺骨が発見されています。
これをもって高僧の墓という名前になったそうです。
ここから、一本の洞窟がシュトテックのセノーテへと繋がり、もう一本は恐らくククルカンのピラミッドの下に繋がっていると思われる洞窟が発見されています。
さらに奥へ進むと、旧チェチェンと言われる遺跡群のエリアに到達します。
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この先にあるのは ”天文台 ”です。
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天文台 ( エルカラコル )
上部の円形の部分が、観測を行った場所になります。
直径11m、高さ13mの塔を持つ天文観測施設です。
観測という目的から入り口は2mの高さに設置されています。
内部には厚い石組みの壁とらせん状の階段があり、その基壇、戸口、窓の縦の側面を用いて、太陽の夏至や春分の日没を計ったり、月の南下の位置を確認し、金星のみかけの運行を観測していたそうです。
現在の最新科学による太陽の公転周期 : 365.2522日。
グレコリオ歴(16世紀にグレゴリオ13世によって提唱) : 365.2525日(誤差0.0003日)。
マヤのハアブ歴 : 365.2520(誤差0.0002日)。
この0.0001日の誤差が3300年に1日の誤差と96000年に1日の誤差という違いをもたらします。
肉眼での観測で365.252まで導き出していたという事実に関しては、謎の部分が多いのも事実です。
金星の公転周期による会合周期を6000年に1日の誤差で計算していたり、マヤの人々は現代の我々が持っていない能力を持っていたとしか考えられない部分もあるといわれています。
肉眼の観測で、金星の公転周期を6000年に一日という誤差まで精度を高めるには、時間にしておよそ500年の歳月がかかると言われています。
おそるべしマヤの人々です。
PS: こんなのがやってきました。
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中を開けると
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前年プレミアムポイント 101,495 ポイント
うち国内線 87,454 ポイント
うち国際線 14,041 ポイント
なんとか年末のカンクンまでの行程で届きました。
やはり、大阪~東京の往復で継続するのは厳しいと思います。
今思えば、帰って来れなかった時に間違ってつけてもらった、フランクフルト~上海のマイルが最後に効果を発揮したようです。
” 人間万事塞翁が馬 ” という事でしょうか....
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