スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

東南の方へ 3

2019年10月22日 | 日記

 

 

今日は想定外の祭日です。

 

今年は、何かと休みが多い年です。

それに合わせて大阪ではG20などもあり、色々といつもと違う年です。

 

 元号の変わり目に立ち寄った場所の傍に、

静寂を保った凛とした場所がありました。

 

 

 

 

 

 畝傍山東北陵

 

神武天皇御陵と石碑には彫られています。

 

日本書記によると、紀元前660年元日に即位された、とあります。

新暦にすると2月11日、ここからこの日が建国記念日とされています。

即位76年3月にここ橿原宮にて崩御、127歳と記載されています。

 

日本書記をどう読み取るかによって、理解は変わってく気がします。

 

 

 

 

先日訪れた古墳同様に、この場所も宮内庁によって管理されています。

 

中世期には、神武天皇陵の場所が分からなくなっていたそうです。

江戸初期になって、調査を開始したようです。

水戸光圀の ″ 大日本史 ″ にもそのことが記載されています。

 

 

 

 

 

静かな杜を、進んでいきます。

 

訪れる人もいないようです。

ゴミ1つなく、砂利の参道を管理するのは大変な気がします。

 

 

 

 

右にカーブしながら進んでくると、広い場所に出てきます。

 

大きな一枚岩を使用した手水舎がありました。

きれいな水が引かれていました。

この辺りの手入れも、行き届いているようです。

 

 

 

 

 ここです。

 

右へと廻り込んできましたので、南向きになっています。

霊廟は円丘で周囲は約100mあります。

単純に計算すると、直径が約32mということになります。

ここからではよくわからないのですが、廻りを正方形のお堀が囲んでいるそうです。

 

 

 

 

中にもう一つ鳥居につけられた格子の門があります。

 

お堀も鳥居も後世に整備されたもののようですが、とても美しく見えます。

ふいに立ち寄ったので、この霊廟はノーマークでした。

といいますか、神武天皇陵があることさえ知りませんでした。

 

勉強不足です。

 

そういえば、毎年世界遺産に登録された場所は、緊急特集のような形で、

TBS の世界遺産で放送されるのですが、今年のものは観ていない気がします。

 

 

 

 

元号が変わった年。

 

台風などの災害などの諸事情により、パレードは延期されました。

ですが即位礼正殿の儀は、今日13時から執り行われるそうです。

 

ようこそ、日本のはじまり

 

訪れたのは、10月の中旬です。

まだ紅葉はこんな感じでした。

最近では11月下旬にならないと、見頃を迎えません。

 

また、桜か紅葉の頃にもう一度....



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