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今日は想定外の祭日です。
今年は、何かと休みが多い年です。
それに合わせて大阪ではG20などもあり、色々といつもと違う年です。
元号の変わり目に立ち寄った場所の傍に、
静寂を保った凛とした場所がありました。
畝傍山東北陵
神武天皇御陵と石碑には彫られています。
日本書記によると、紀元前660年元日に即位された、とあります。
新暦にすると2月11日、ここからこの日が建国記念日とされています。
即位76年3月にここ橿原宮にて崩御、127歳と記載されています。
日本書記をどう読み取るかによって、理解は変わってく気がします。
先日訪れた古墳同様に、この場所も宮内庁によって管理されています。
中世期には、神武天皇陵の場所が分からなくなっていたそうです。
江戸初期になって、調査を開始したようです。
水戸光圀の ″ 大日本史 ″ にもそのことが記載されています。
静かな杜を、進んでいきます。
訪れる人もいないようです。
ゴミ1つなく、砂利の参道を管理するのは大変な気がします。
右にカーブしながら進んでくると、広い場所に出てきます。
大きな一枚岩を使用した手水舎がありました。
きれいな水が引かれていました。
この辺りの手入れも、行き届いているようです。
ここです。
右へと廻り込んできましたので、南向きになっています。
霊廟は円丘で周囲は約100mあります。
単純に計算すると、直径が約32mということになります。
ここからではよくわからないのですが、廻りを正方形のお堀が囲んでいるそうです。
中にもう一つ鳥居につけられた格子の門があります。
お堀も鳥居も後世に整備されたもののようですが、とても美しく見えます。
ふいに立ち寄ったので、この霊廟はノーマークでした。
といいますか、神武天皇陵があることさえ知りませんでした。
勉強不足です。
そういえば、毎年世界遺産に登録された場所は、緊急特集のような形で、
TBS の世界遺産で放送されるのですが、今年のものは観ていない気がします。
元号が変わった年。
台風などの災害などの諸事情により、パレードは延期されました。
ですが即位礼正殿の儀は、今日13時から執り行われるそうです。
ようこそ、日本のはじまり
訪れたのは、10月の中旬です。
まだ紅葉はこんな感じでした。
最近では11月下旬にならないと、見頃を迎えません。
また、桜か紅葉の頃にもう一度....
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