スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 バルセロナ32

2012年06月28日 | OLD DAYS

 

 

 

コロニアグエル教会から、バルセロナ市街へと戻ってきました。

 

着いたその足で、そのまま地下鉄に乗ってやってきました。

ガウディ が学んだ建築学校の、教授だった人の作品です。

 

 

 

 

 

 

リュイス ・ ドメネク ・ イ ・ モンタネール

 

この サン ・ パウ 病院 が彼の作品です。

先に見た カタロニア音楽堂と共に 1997年 世界遺産に登録 されています。

 

 

 

 

 

 

ムデハル様式をベースにした、モダニズム建築は ガウディ と違い合理的 だと言われています。

 

バルセロナでは、もともと彼の方が評価が高かったようです。

病院とは思えないような、装飾が随所にみられます。

 

 

 

 

 

 

エントランス部分には、噴水も設けられています。

 

グエル公園のものと同様に、 爬虫類がモチーフ になっています。

ガウディ のモザイクタイルに装飾されたものとは、かなり違った感じを受けます。

 

病院という性質上だけのものでは、無いような気がします。

 

 

 

 

 

 

窓周りには、アズレージョが見えます。

 

この病院には、様々な形状の窓が見て取れます。

1902年に建設が始まり、完成したのは28年後の1930年。

 

この辺りのカットでは、わかり辛いでしょうがここはかなり広い。

日本の総合病院も、顔負けと言った広さがあります。

 

 

 

 

 

 

ステンドグラスを、あしらった窓も見えます。

 

かなりの数の建物が、様々なデザインで並んでいます。

ドメネクが亡くなったのが、1923年ですので完成は見ていないことになります。

 

 

 

 

 

 

ここが正面に建っている、時計塔のある建物のエントランス部分です。

 

ガラスをたくさん使った、光あふれる空間です。

ここからさらに広い中へと進んでいくことにします。



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