スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’16 夏 クロアチア 17

2016年09月08日 | ’16 クロアチア

 

 

 

ドラツ広場を抜けて、高い塔の見える方へ進んできました。

 

ザグレブ大聖堂

この街のシンボルともいえる、建築物です。

左右2つの塔は、高さが105mあり、この国で最も高いともいわれています。

 

 

 

 

 

 

教会前の広場には、こんなモニュメントが見えます。

 

金色の像の上には、 金のマリア像 が見えます。

この教会は、正式名称を、 聖母被昇天大聖堂 というそうです。

 

ここから、名づけられているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

街を見下ろすような、 マリア像 です。

 

この街は、11世紀にこのあたりから街づくりが始められました。

同時にこの場所に、大聖堂の建設が始まったそうです。

この聖堂は、この街の歴史と共にあるようです。

 

 

 

 

 

 

入口の上部には、美しい装飾が見られます。

 

最初に建てられた聖堂は、異民族の侵入により1242年に破壊されました。

その後13世紀末に、ゴシック様式で再建が始まりました。

ですが、異民族の侵攻に備えるため、街の城壁の方に重きが置かれるようになり、

工事は一時中断されました。

その後、15世紀中頃になり、工事が再開されました。

 

完成したのは、17世紀なってからです。

 

 

 

 

 

 

工事期間が長かったせいか、ゴシック様式から、内部はバロック様式に、

変わってしまったような感じを受けます。

 

床のタイル です。

クロアチア国旗の、3色を使用しているように見えます。

 

 

 

 

 

 

入口を入ってすぐ右にある、壁の部分です。

医師の像の並ぶ壁に、文字が刻まれています。

 

グラゴール文字

 

スラブ語圏最古と言われる文字だそうです。

現在のロシア語などで使用される、 キリル文字の原型 になった文字です。

 

 

 

 

 

 

私にとっては、ほとんどなじみのない文字です。

 

800年代に、聖書などをスラブ語などに翻訳するために、作成されたようです。

ギリシャ文字をもとにして、作られたといわれます。

 

近代まで、クロアチア語の表記に使われていたそうです。



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