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世界でもっとも美しい霊廟と言われる ” タージ ・ マハル ”
シャー ・ ジャハーン が最愛の王妃 ムムターズ ・ マハル の為に建てた霊廟です。
王妃を戦場にまで連れていくほど溺愛し、14人の子供をもうけたそうです。
38歳の若さで亡くなった王妃の為に、世界中から最高の職人や材料を集めて建造したそうです。
広い庭園の中央部に、 ステージ があります。
ここから四方に、天上の川をイメージした水路が、十時に配置されています。
このステージも、大理石で造られています。
ここは、絶好の撮影ポイントのようで、たくさんの人が競うように写真を撮っていました。
正面部分は、水路になっていますので、その左側の通路を歩いて行きます。
シャー ・ ジャハーン は、ヤムナー側の対岸に、自分用の霊廟の建設を計画していたそうです。
タージ ・マハル の裏側から、橋でつなぐ様に、黒大理石の同じ形状の霊廟を計画しました。
しかし、 タージ ・ マハル の建設により、すでに国庫は底をついていたようです。
残念ながら、計画は実現しませんでした。
白と黒の対になった大理石の霊廟、ぜひ見てみたかった気がします。
建物の高さは、67m。
建物自体は、57m四方をの形状の四隅を切り落とした、八角形になっています。
使用された大理石の、総重量は約12,000トン になるそうです。
ちなみに、ウルトラマンの体重が35,000トンですから、
その 1/3 の重さの大理石が使用されているようです。
建物のそばまで、歩いてきました。
高さ 5.5m 、一辺が 95m の基壇の上に建てられています。
基壇の表面の仕上げ、手摺までが大理石で作成されています。
基壇はさらに、赤い石のステージの上に乗せられています。
基壇の四隅には、4本のミナレットが建てられています。
高さ 47m 4本の尖塔は、” 王妃に使える4人の侍女 ” にたとえられているそうです。
奥には、赤い建物が見えています。
正面から見て、右側に集会所、左側にはタージ ・ マハル をはさんでモスクが建てられています。
タージ ・ マハルから、大楼門を見たカットです。
水路を掃除しているおじさんから、進められて撮ってみました。
かなり低い位置からの構図です。
何度も書きますが、霧が晴れた状態を見てみたい気がします。
基壇部分に、上がって見ようと思います。
正面右側から、上がるようになっています。
1983年に登録された、世界でもっとも有名な世界遺産の一つを見学します。
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