スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’15 冬 インド 37

2015年04月30日 | ’15 インド

 

 

 

世界でもっとも美しい霊廟と言われる ” タージ ・ マハル ”

 

シャー ・ ジャハーン が最愛の王妃 ムムターズ ・ マハル の為に建てた霊廟です。

王妃を戦場にまで連れていくほど溺愛し、14人の子供をもうけたそうです。

38歳の若さで亡くなった王妃の為に、世界中から最高の職人や材料を集めて建造したそうです。

 

 

 

 

 

 

広い庭園の中央部に、 ステージ があります。

ここから四方に、天上の川をイメージした水路が、十時に配置されています。

このステージも、大理石で造られています。

 

ここは、絶好の撮影ポイントのようで、たくさんの人が競うように写真を撮っていました。

 

 

 

 

 

 

正面部分は、水路になっていますので、その左側の通路を歩いて行きます。

 

シャー ・ ジャハーン は、ヤムナー側の対岸に、自分用の霊廟の建設を計画していたそうです。

タージ ・マハル の裏側から、橋でつなぐ様に、黒大理石の同じ形状の霊廟を計画しました。

 

しかし、 タージ ・ マハル の建設により、すでに国庫は底をついていたようです。

残念ながら、計画は実現しませんでした。

 

白と黒の対になった大理石の霊廟、ぜひ見てみたかった気がします。

 

 

 

 

 

 

建物の高さは、67m。

 

建物自体は、57m四方をの形状の四隅を切り落とした、八角形になっています。

使用された大理石の、総重量は約12,000トン になるそうです。

 

ちなみに、ウルトラマンの体重が35,000トンですから、

その 1/3 の重さの大理石が使用されているようです。

 

 

 

 

 

 

建物のそばまで、歩いてきました。

 

高さ 5.5m 、一辺が 95m の基壇の上に建てられています。

基壇の表面の仕上げ、手摺までが大理石で作成されています。

 

 

 

 

 

 

基壇はさらに、赤い石のステージの上に乗せられています。

 

基壇の四隅には、4本のミナレットが建てられています。

高さ 47m 4本の尖塔は、” 王妃に使える4人の侍女 ” にたとえられているそうです。

 

奥には、赤い建物が見えています。

正面から見て、右側に集会所、左側にはタージ ・ マハル をはさんでモスクが建てられています。

 

 

 

 

 

 

タージ ・ マハルから、大楼門を見たカットです。

 

水路を掃除しているおじさんから、進められて撮ってみました。

かなり低い位置からの構図です。

 

何度も書きますが、霧が晴れた状態を見てみたい気がします。

 

 

 

 

 

 

基壇部分に、上がって見ようと思います。

正面右側から、上がるようになっています。

 

1983年に登録された、世界でもっとも有名な世界遺産の一つを見学します。



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