スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’15 夏 マルタ ・ ドイツ 20

2015年09月27日 | ’15 マルタ・ドイツ

 

 

 

対岸には、 スリーシティーズ と呼ばれる街が見えています。

 

ヴィットリオーザ、セングレア、コスピークア の三つの街の総称です。

こちら側のヴァレッタより先に、1530年に天然の地形を利用して砦が造られています。

 

 

 

 

 

 

先ほど見えていた、緑の格子窓の内側です。

 

スチールの立て格子が、はめ込まれています。

ここからの侵入を、防ぐためだったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

さらに内側に砦が造られています。

 

第2次大戦中には、対イタリア戦用にイギリス軍にも使用されていたようです。

シチリアは目の前ですから、確かに有効な場所だったに違いありません。

 

 

 

 

 

 

” ここで見張っているぞ ” という、意思表示に見えます。

 

この国の見張り場所には、こういった 目や耳のレリーフ が取り付けられているようです。

上部にあるレリーフは、朽ちてしまったのか破壊されたのかはわかりません。

 

 

 

 

 

 

このアーチをくぐって進むと、 クランク状 になっていました。

防御上、一気には入ってこれないように、曲げているのでしょうか?

 

その先は、 広場 になっています。

 

 

 

 

 

 

こんなのが、置かれていました。

 

ブリキのおもちゃのような感じです。

 

オブジェとして造られてのでしょうか?

要塞では使えない、兵器に見えました。

 

 

 

 

 

 

入って来てすぐ、右の場所にあった部屋です。

 

礼拝堂なのでしょうか?

 

この場所は、なぜか空調されていました。

 

 

 

 

 

 

広場を抜けていくと、さらに高い砦がありました。

入り口や窓が造り込まれていますので、内部に入れるようになっているようです。

上部には見張り様なのか、建物が見えます。

 

海水面からは、天然の崖が聳え立っています。

さらにその上に造られた、幾重にも重なる要塞を攻略するのは、

容易ではなかったであろうと感じられました。



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