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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 エジプト 8

2017年06月24日 | OLD DAYS

 

 

砂岩の山を堀込んで、造られたヌビアの遺跡。

 

かなりの技術力に、感じられます。

ラムセス2世によって、建立された神殿には、 太陽神ラー が祀られています。

 

 

 

 

その大神殿をさらに奥へと進むと、もう一つの山があります。

こんな位置関係に、なります。

 

こちら側が、ラムセス2世によって造られた、もう一つの神殿です。

 

 

 

 

アブ・シンベル小神殿。

 

王妃ネフェルタリの為に、造られました。

入口の横に、6体の像が彫り込まれています。

こちらも4体はラムセス2世の像、残りの2体がの像が、

王妃ネフェルタリの像になっています。

 

 

 

 

入り口横の2体が、王の像です。

どちらの神殿も内部に入ることができますが、撮影することはできません。

こちらには、ホトホル女神が祀られています。

 

人と比べるとわかりますが、こちらの方が、やはり小さく造られています。 

 

 

 

 

像の廻りにも、細かくヒエログリフが彫り込まれています。

 

こちらにも継ぎ目の跡が見られますが、後から動かしたせいなのか、

大神殿よりは目立たなく感じます。

やはり2つ目の方が、慣れたからなのでしょうか。

 

 

 

 

小神殿前から見る大神殿です。

 

こうしてみると、岩山を彫り込んで造られたことが、よくわかります。

移設の際に、内部にはコンクリート製のドームを設置し、

神殿を内部に納めたそうです。

 

 

 

 

廻りは、こんな景色です。

 

元々の岩山が、廻りを囲んでいます。

後ろには、大きなナイル川が流れています。

 

遺跡を動かした技術力にも感心しますが、

それよりも紀元前1,200年ごろに、この遺跡を造った技術力に驚きます。



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