スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 カンボジア 21

2019年06月23日 | OLD DAYS

 

 

クメールの遺跡を見てきました。

 

12世紀に造られた伽藍には、一見の価値がありました。

仏教寺院として使い続けられていますので、見学にも配慮が必要に感じられました。

中庭部分も、きれいに手入れがされています。

 

 

 

 

第1回廊まで戻ってきました。

時間的なものなのか、もうすでに参道にはほとんど人気が無い感じです。

ゆっくりと見学をしてきたせいか、日が傾いてきています。

 

 

 

 

現在も寺院として使用されている遺跡です。

900年もの歳月が流れていますので、施設としても不備が多い気がします。

水回りなどの整備も必要ですし、階段などはかなり無理がある気がします。

ですが、あまり手を入れすぎるのも、考えものな気もします。

 

日本お寺などでも、避難口誘導灯や火災報知機はかなり無粋に見えます。

ですが、大切な遺跡を守る為には仕方ないのかもしれません。

 

 

 

 

参道を歩いていると、また団体客が増えてきた感じです。

雰囲気で、隣国の方々だとわかりました。

 

大蛇の形状の欄干が続いています。

5つある祠堂が重なって3つに見えています。

 この辺りから見る伽藍が一番美しく見えます。

 

 

 

 

西大門まで戻ってきました。

 

人気が少なく静かだった第3回廊。

森に囲まれた祠堂は、不思議な空間でした。

しばらく動きたくないような気持にさせられる、

何かがそこには存在していました。

 

この伽藍の観光には、時間帯が大切な気がしました。



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