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クメールの遺跡を見てきました。
12世紀に造られた伽藍には、一見の価値がありました。
仏教寺院として使い続けられていますので、見学にも配慮が必要に感じられました。
中庭部分も、きれいに手入れがされています。
第1回廊まで戻ってきました。
時間的なものなのか、もうすでに参道にはほとんど人気が無い感じです。
ゆっくりと見学をしてきたせいか、日が傾いてきています。
現在も寺院として使用されている遺跡です。
900年もの歳月が流れていますので、施設としても不備が多い気がします。
水回りなどの整備も必要ですし、階段などはかなり無理がある気がします。
ですが、あまり手を入れすぎるのも、考えものな気もします。
日本お寺などでも、避難口誘導灯や火災報知機はかなり無粋に見えます。
ですが、大切な遺跡を守る為には仕方ないのかもしれません。
参道を歩いていると、また団体客が増えてきた感じです。
雰囲気で、隣国の方々だとわかりました。
大蛇の形状の欄干が続いています。
5つある祠堂が重なって3つに見えています。
この辺りから見る伽藍が一番美しく見えます。
西大門まで戻ってきました。
人気が少なく静かだった第3回廊。
森に囲まれた祠堂は、不思議な空間でした。
しばらく動きたくないような気持にさせられる、
何かがそこには存在していました。
この伽藍の観光には、時間帯が大切な気がしました。
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