スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 バルセロナ15

2012年05月21日 | OLD DAYS

 

 

 

カタルーニャ音楽堂見学の、申し込みを済ませてきました。

 

次に向かったのは、ガウディの作品 ” カサ ・ カルベ ”

比較的彼の作品の中では、 おとなしいもの と言われている作品です。

 

不思議なもので、おとなしいと言われているこの作品は、

第1回バルセロナ市の建築年間賞を受賞 しています。

 

 

 

 

 

 

1階が倉庫、2階が住居、その上が賃貸住宅という構成になっています。

 

元々縦カットの写真を、多く写していました。

私的には縦アングルの方が、写真はきれいに見えると感じていました。

しかし、最近はブログに掲載する加減で、横カットを多く写している気がします。

 

こうしてみると、やはり縦カットの方が建築などには向いている気がします。

次の夏旅行から、元に戻してみようかと感じてきています。

 

 

 

 

 

 

時間的に、まだランチタイムには早いせいか1階のレストランはまだ閉まっていました。

扉などに、ガウディらしさが感じ取れます。

 

実は、ここで少し休憩したかったのですが....

 

 

 

 

 

 

内部の廊下へ続く部分です。

 

青いアズレージョ が見えています。

アイアンの細工は、いかにもガウディらしさを感じさせます。

 

 

 

 

 

 

下から見上げた、バルコニー部分です。

 

この辺りにも、この後の建物のデザインへ続いていく感じを受けます。

こんな賃貸住宅で暮らしてみたい気がします。

 

いつかは暮らしてみたい街 ” バルセロナ ” です。

 

 

 

 

 

 

カサ ・ カルベ は旧市街から少し離れた場所に位置しています。

 

街並みには溶け込んでいる感じがしますが、やはりおとなしさを感じてしまいます。

当然クライアントの意向もあったのでしょう。

そういった意味では、 エウセビ ・ グエル などは彼の良き理解者だった気がします。

 

 

 

 

 

通りの向こうに トーレ ・ アグバール が見えています。

 

ジャン ・ ヌーベル による設計で、2005年のスペイン国王の誕生日に完成しています。

高さは144.4mの38階建、バルセロナで3番目に高い建物です。

水道局所有のこのビルは、坐薬などとバルセロナ市民から言われているそうです。

 

食事をとり損ねましたので、旧市街へと戻ることにします。



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