スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’20 冬 スリランカ 40

2020年02月14日 | ’20 スリランカ

 

 

ガイドさんお勧めのビューポイントです。

 

空が青いとなおいいのですが、それでも気温が上がり始めていました。

まだ歩き始めて少しです。

ガイドさんが色々と説明しながら進んでいきます。

私的には、混雑が激しくなる前に上らないと、って考えていましたが、

説明は続きます。

 

 

 

 

このガイドさん、日本語で説明できるほど話せるわけではありません。

片言で、” こっちです。 ” ぐらいが話せます。

英語での説明ですので、わからない単語もあります。

前もって下調べしてありましたので、なんとなく理解ができています。

 

 

 

 

敷地が階段状になっています。

横に作りこまれた水路も、階段状に流れてきます。

風車で一旦高い位置まで水をくみ上げ、重力エネルギーを使って流れています。

地面の下にも配管が敷設されているそうですので、

なかなかよく考えられています。

 

 

 

 

たった11年しか使用されなかった、天空の宮殿です。

 

傍まで来ると、手前に建つ樹木で足元が見えなくなってきました。

19世紀後半まで、その存在が忘れられていた宮殿です。

父を殺し政権を強奪したカーシャパは、腹違いの弟の復讐を恐れ、

7年かけてこの宮殿を建設しました。

その甲斐なく11年後に弟に攻め込まれ、自害してしまったそうです。

 

兵どもが夢の跡

 

そんな感じでしょうか。

 

 

 

 

私の意志に反して、ガイドさんは道を外れていきます。

 

” 説教の岩場 ” と呼ばれる場所です。

岩に彫り込まれた小さな穴を足場に、僧侶が岩の上へあがって、

説教をしていたそうです。

 

 

 

 

エレファントロックです。

 

その形が象の頭に似ているところから、名づけられています。

敵が攻め込んできた際には、ここから岩を落として、

宮殿を守ろうとしていたようです。

岩を落とすために、エレファントロックには上部に亀裂が作られています。

シーギヤロックから見ると、岩の亀裂が見えるそうです。

 

 

 

 

岩の足元を進んでいきます。

人が一人通れるくらいの空間です。

右手には細かいレンガで積み上げられた壁が見えます。

 

 

 

 

廻りこんでいくとこんな空間です。

 

岩の足元が彫り込まれているようです。

説明があったのですが、ここはノーマークでしたので、よくわかりませんでした。

 

 

 

 

その横には、こんな感じに岩に掘り込みがありました。

ここを僧侶が登って行ったのでしょう。

 

ロックに上るだけの目的できましたが、他にも色々と説明を受けると、

知らなかったものが見えてくる気がします。

実はガイドさんの良さは、この後もっと実感することになるのですが....



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