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ガイドさんお勧めのビューポイントです。
空が青いとなおいいのですが、それでも気温が上がり始めていました。
まだ歩き始めて少しです。
ガイドさんが色々と説明しながら進んでいきます。
私的には、混雑が激しくなる前に上らないと、って考えていましたが、
説明は続きます。
このガイドさん、日本語で説明できるほど話せるわけではありません。
片言で、” こっちです。 ” ぐらいが話せます。
英語での説明ですので、わからない単語もあります。
前もって下調べしてありましたので、なんとなく理解ができています。
敷地が階段状になっています。
横に作りこまれた水路も、階段状に流れてきます。
風車で一旦高い位置まで水をくみ上げ、重力エネルギーを使って流れています。
地面の下にも配管が敷設されているそうですので、
なかなかよく考えられています。
たった11年しか使用されなかった、天空の宮殿です。
傍まで来ると、手前に建つ樹木で足元が見えなくなってきました。
19世紀後半まで、その存在が忘れられていた宮殿です。
父を殺し政権を強奪したカーシャパは、腹違いの弟の復讐を恐れ、
7年かけてこの宮殿を建設しました。
その甲斐なく11年後に弟に攻め込まれ、自害してしまったそうです。
兵どもが夢の跡
そんな感じでしょうか。
私の意志に反して、ガイドさんは道を外れていきます。
” 説教の岩場 ” と呼ばれる場所です。
岩に彫り込まれた小さな穴を足場に、僧侶が岩の上へあがって、
説教をしていたそうです。
エレファントロックです。
その形が象の頭に似ているところから、名づけられています。
敵が攻め込んできた際には、ここから岩を落として、
宮殿を守ろうとしていたようです。
岩を落とすために、エレファントロックには上部に亀裂が作られています。
シーギヤロックから見ると、岩の亀裂が見えるそうです。
岩の足元を進んでいきます。
人が一人通れるくらいの空間です。
右手には細かいレンガで積み上げられた壁が見えます。
廻りこんでいくとこんな空間です。
岩の足元が彫り込まれているようです。
説明があったのですが、ここはノーマークでしたので、よくわかりませんでした。
その横には、こんな感じに岩に掘り込みがありました。
ここを僧侶が登って行ったのでしょう。
ロックに上るだけの目的できましたが、他にも色々と説明を受けると、
知らなかったものが見えてくる気がします。
実はガイドさんの良さは、この後もっと実感することになるのですが....
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