私たちの友人、児童文学作家・廣越たかしさんが亡くなって6月で6年がたとうとしています。
彼は42歳の若さで、あっという間に私たちの前からいなくなってしまいました。思えば、彼のデビュー作は、まだ高校生だったころ「木暮たかし」のペンネームで書いた短編の「兄ちゃん」でした。
大学受験を直前に控えていた高校生だった彼が、雑誌『日本児童文学』の新人賞に応募し、見事、佳作入選したのです。
私より、10歳ほど年下の廣越さんでしたが、同じ、物を書く人間として、同じ頃を走り続けていた、まさに同時代人でした。
彼が生前、所属していた児童文学同人誌、サークル「拓」の仲間である、最上一平、ばんひろこら、メンバーの手により、このたび七回忌ということで、「2008・メロディー忌」なる小冊子が組まれました。
この「メロディー忌」、彼の代表作である『メロディー・ストーリーズ』(童心社)からとったネーミングだそうです。
廣越たかしのヤングアダルトの才能とセンスには、私はそのころから羨望の眼差しをいだいていました。都会的センスと語りで綴られた子どもたちのすがたは、さしずめサリンジャーが舞い降りてきたようで、あまりにもまぶしくて、衝撃を受けたものです。
この、廣越たかしを偲ぶ追悼集は、二冊目です。
一冊目は、彼の一周忌のとき、やはり仲間たちで、彼の思い出などを寄稿し、「拓」の仲間たちが作ってくれた、「Blue Age 廣越たかし追悼文集」です。
親しい「拓」の仲間たちはいまでも、毎年6月になると彼の墓前に花を手向けにお墓参りに行くそうです。
20数年も切磋琢磨しあってきた仲間たちの絆と固い友情を思わせる、そんな話をうかがい、あらためてしみじみした思いになりました。
一冊目も二冊目も、そんな彼らからお声をかけていただき、私もお仲間に加えていただいています。
その「2008・メロディー忌」が昨日、届きました。
なんと、CD付きで。
CDから、流れてきた廣越たかしのボサノバを聴いたしゅんかん、胸の奥から、熱いものがこみあげてきました。
まさしく、あの、廣越たかしの声です。あの甘くやさしい、廣越たかしの声です。
彼はその昔、「二束三文ブラザーズ」というデュオを、仲よしの作家、Kさんと結成して、ギターを片手に新宿の西口広場などで歌っていたのです。
もう、ひと昔も前の話ですが。
廣越たかしの声は甘く切なく、どこか都会的な匂いを漂わせていました。
6月22日には、みんなで集まってお墓参りをし、廣越たかしを偲ぶ会が企画されているようです。
告別式では、まだ小さかった印象だったふたりの息子さんは、すでに22歳と25歳。
廣越たかしが必死に書くことと格闘していた、あのころと、同年代になったのですね。
彼は42歳の若さで、あっという間に私たちの前からいなくなってしまいました。思えば、彼のデビュー作は、まだ高校生だったころ「木暮たかし」のペンネームで書いた短編の「兄ちゃん」でした。
大学受験を直前に控えていた高校生だった彼が、雑誌『日本児童文学』の新人賞に応募し、見事、佳作入選したのです。
私より、10歳ほど年下の廣越さんでしたが、同じ、物を書く人間として、同じ頃を走り続けていた、まさに同時代人でした。
彼が生前、所属していた児童文学同人誌、サークル「拓」の仲間である、最上一平、ばんひろこら、メンバーの手により、このたび七回忌ということで、「2008・メロディー忌」なる小冊子が組まれました。
この「メロディー忌」、彼の代表作である『メロディー・ストーリーズ』(童心社)からとったネーミングだそうです。
廣越たかしのヤングアダルトの才能とセンスには、私はそのころから羨望の眼差しをいだいていました。都会的センスと語りで綴られた子どもたちのすがたは、さしずめサリンジャーが舞い降りてきたようで、あまりにもまぶしくて、衝撃を受けたものです。
この、廣越たかしを偲ぶ追悼集は、二冊目です。
一冊目は、彼の一周忌のとき、やはり仲間たちで、彼の思い出などを寄稿し、「拓」の仲間たちが作ってくれた、「Blue Age 廣越たかし追悼文集」です。
親しい「拓」の仲間たちはいまでも、毎年6月になると彼の墓前に花を手向けにお墓参りに行くそうです。
20数年も切磋琢磨しあってきた仲間たちの絆と固い友情を思わせる、そんな話をうかがい、あらためてしみじみした思いになりました。
一冊目も二冊目も、そんな彼らからお声をかけていただき、私もお仲間に加えていただいています。
その「2008・メロディー忌」が昨日、届きました。
なんと、CD付きで。
CDから、流れてきた廣越たかしのボサノバを聴いたしゅんかん、胸の奥から、熱いものがこみあげてきました。
まさしく、あの、廣越たかしの声です。あの甘くやさしい、廣越たかしの声です。
彼はその昔、「二束三文ブラザーズ」というデュオを、仲よしの作家、Kさんと結成して、ギターを片手に新宿の西口広場などで歌っていたのです。
もう、ひと昔も前の話ですが。
廣越たかしの声は甘く切なく、どこか都会的な匂いを漂わせていました。
6月22日には、みんなで集まってお墓参りをし、廣越たかしを偲ぶ会が企画されているようです。
告別式では、まだ小さかった印象だったふたりの息子さんは、すでに22歳と25歳。
廣越たかしが必死に書くことと格闘していた、あのころと、同年代になったのですね。