20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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巣作り

2008年05月07日 | Weblog
 なにげなく見上げた公園の松の木の上に、鳥が巣をつくっています。
 夏の日差しのような、強いお日さまのひかりを浴びながら、身じろぎもせずに、鳥が必死にたまごをあたためています。
 水辺に生える松の木の上です。
 枯れ枝を積み上げた巣も見えます。
 あんなところで、じっとしているなんて、鳥も暑いだろうな・・・。
 サングラスをしてこなかったことを後悔しながら、私はそんなことを考えてました。 
 
 あれ?
 ふいに、鳥が長い首をぐーんと空につきあげ、のびをしました。
 いったん、動き始めたら、首をねじって自分の羽繕いをしたり・・・。
 その場にたちあがって、のんびりと遠くをみまわしたり・・・。
 かなりの時間、母親業を放棄し(?)、鳥は自分の時間を楽しんでいるみたいです。
 私も、買い物にいく道すがら、しばしの間、サボタージュ。
 
 だって、こんなにいい陽気なんですもの。
 鳥だって、人間だって、ひと休み、ひと休み。

  
 
コメント (7)
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