20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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ほおずき

2009年08月16日 | Weblog
 ほうずきです。
 なんてなつかしいのでしょう、と思いながら、お盆のかざりつけのために買ってきたものです。
 ふたつだけ、迎え火と送り火の提灯がわりにとっておきました。

 こんな大きな、真っ赤なほうずきを見ていると子どもの頃を思い出します。
 爪楊枝で実の中身をきれいにほじって、空っぽになったほうずきを口に入れて「ぎゅ、ぎゅ、」と鳴らしたことを。
 実をほじる口のあたりがすぐに破れてしまい、なかなか上手にできなくて苦心したことを思い出しながら。

 夕暮れ、お盆の送り火を焚きます。
 赤くて大きな、このほおずきを提灯がわりに添えて。
コメント (4)
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