ほうずきです。
なんてなつかしいのでしょう、と思いながら、お盆のかざりつけのために買ってきたものです。
ふたつだけ、迎え火と送り火の提灯がわりにとっておきました。
こんな大きな、真っ赤なほうずきを見ていると子どもの頃を思い出します。
爪楊枝で実の中身をきれいにほじって、空っぽになったほうずきを口に入れて「ぎゅ、ぎゅ、」と鳴らしたことを。
実をほじる口のあたりがすぐに破れてしまい、なかなか上手にできなくて苦心したことを思い出しながら。
夕暮れ、お盆の送り火を焚きます。
赤くて大きな、このほおずきを提灯がわりに添えて。
なんてなつかしいのでしょう、と思いながら、お盆のかざりつけのために買ってきたものです。
ふたつだけ、迎え火と送り火の提灯がわりにとっておきました。
こんな大きな、真っ赤なほうずきを見ていると子どもの頃を思い出します。
爪楊枝で実の中身をきれいにほじって、空っぽになったほうずきを口に入れて「ぎゅ、ぎゅ、」と鳴らしたことを。
実をほじる口のあたりがすぐに破れてしまい、なかなか上手にできなくて苦心したことを思い出しながら。
夕暮れ、お盆の送り火を焚きます。
赤くて大きな、このほおずきを提灯がわりに添えて。