20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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香道

2012年09月25日 | Weblog
              

 ご存知のように、香りは「嗅ぐ」ではなく「聞く」と表現します。

「フレグランスや、アロマテラピーと違って、日本の香道は、日本の歴史や古典文学、歳事など幅広い教養を身につけることができるのが魅力です」と、先日新聞に書かれていました。

 香りを鑑賞する「聞香」以外に、香道は香りを聞き分けて遊ぶ「組香」というのがあるらしいです。
 これは、何種類かのお香をたき、自分の五感を研ぎ澄ませ、香りをあてる遊びだそうです。

 組香は、文学的なあるテーマに沿って、お香をたき、それを選別していくものだそうです。
 古典文学に親しむもの、和歌を学ぶものなど、その種類は700以上ともされているそうです。

 とは言え、そんな難しい遊びではなく、純粋にお香を楽しむ時間が、いかに人間の脳やこころを癒してくれるか・・・。
 それはアロマテラピーと同じ役目かもしれません。
 近ごろは、アロマ的な香りを楽しんだりしつつも、やはり力が入るときは、お気に入りの伽羅の香り「老松」を、写真↑の香炉でたく時間が、至福のひとときかもしれません。
コメント (2)
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