やっと秋めいた気候になりました。
すかっとした秋晴れではありませんが、その秋の風に誘われるように、夫と上野の東京国立博物館に行ってきました。
国立博物館では140周年記念として「秋の特別公開」が開催されています。
国宝・重要文化財の指定を受けた優品を選りすぐっての公開。
茶の湯の優品がそろうコレクションの展示。
一橋徳川家第十二代当主宗敬氏寄贈の和書コレクション。
帝室技芸員による寄贈品を99年ぶりに一挙公開
などなど。
見所満載の、国立博物館でした。
写真↑は、博物館の瓦。一番上は「孔雀」。その下はその名のとおり「鬼」
↑は、館内のライト。
さらにその下は、展示されていた根付(ねつけ、ねづけ)と呼ばれるもの。
根付とは、江戸時代に煙草入れ、矢立て、印籠、小型の革製鞄(お金、食べ物、筆記用具、薬、煙草など小間物を入れた)などを紐で帯から吊るし持ち歩くときに用いた留め具のことだそうです。
立ち雛、羽衣・・・。江戸の人びとは、こんな凝ったおしゃれを楽しんでいたのですね。