9月のはじめは、夫のお誕生日でした。
「お誕生日プレゼントはなにがいい?」
「なにが食べたい?」
立て続けの私の質問に、めんどくさそうに
「そうだな・・・。じゃあ皮靴にしようかな」
「お食事は?」
「スペイン料理」
夫が即答したのには、理由がありました。
実は今年、スペイン旅行を計画していたのです。
けれどお互いの日程などの都合で、それが延期。
その代わりにと浮上したのが、もっと宿泊日数を少なくしての、秋の韓国慶州旅行でした。
その話を娘にしたら、
「11月の韓国なんて寒すぎるから、ベトナムにしたら?」と・・・。
そういえば、数年前ベトナムに行きたいと思って、ガイドブックを買っていました。
おまけに、娘から、「ハノイの、<ソフィテル・レジェント・メトルポール・ハノイ>の旧館が、すっごくステキ。そこに宿泊したら?」と、ホテルの情報まで教えてもらいました。
娘夫婦は子どもが生まれる前、休暇のたびに、NYやイギリスやヨーロッパ、そしてベトナムなどをふたりで旅行したので、ハノイで泊まった、<ソフィテル・レジェント・メトルポール・ハノイ>という、歴史あるホテルがとてもステキだったからと、ベトナムのあれこれを教えてくれたのです。
聞きながら、夫もすっかりその気に・・・。
さっそく旅行代理店に、11月のベトナム旅行をお願いしました。
さて、そのお誕生お祝いのスペイン料理。
スペイン料理のお店については、私もさほどデータを持っておらず、前にも家族でいったことのあるパエリアが絶品の、神楽坂の路地裏にある「ぷらてーろ」にしました。
そんなわけで昨日の日曜日は、スペインに思いを馳せ、パエリアや、マッシュルームのアヒージョ、アンチョビのポテトサラダなど、おいしくいただいてきました。