デパートも生き残りをかけて、あの手この手の戦略をしかけてきます。
三越のお帳場会に対抗して、高島屋では外商お得意様なる会があります。
我が家は、さほどお得意さまというわけではありませんが、いつも外商の方が電話をくださいます。
「ご招待3日間です。ぜひいらしてください。今回は食料品がたくさんお安くでています」
食料品という言葉に釣られて、久し振りに行ってみました。
けれどテレビニュースで見る、松坂屋のお中元食料品ばら売りセールの方が魅力的な感じがします。
箱に入っているジュースや缶詰などばかりで、チビちゃんたちが大好きな「菊乃井」のふりかけなど買いたいものが、なにひとつありませんでした。
三越もお帳場会にいくと、必ずお菓子などのプレゼントをくださいますが、高島屋も同じくです。
結局なにも買わず、ちゃっかりと一保堂の「極上ほうじ茶」(写真↑)のプレゼントだけいただいて帰ってきました。
ところが翌日、なにも買わないのに、外商の方からお礼のお電話をいただき、冷や汗をかきました。
三越のお帳場会も、高島屋の外商お得意様会も、どんどん敷居が高くなっていきます。
デパートの立場から見たら、私みたいなお客さんばかりでしたら、商売あがったりです。
わかってはいるのですが、あの手この手の戦略が、逆に足を遠のかせているような気がします。