20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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錦秋

2014年11月20日 | Weblog

             

 紅葉や楓や桜や銀杏・・・。

 公園のすべての木々が、いままさに錦秋の秋です。

 美しい織物や衣服の織りなす様子を、錦繍といいます。

 

 木々が色づき、にしき織りなすさまは、まるで「錦繍」のようにも見えます。

 けれど不思議なことに、このうつくしい言葉は、歳時記に俳句の「季語」としては載っておりません。

 「金秋」あるいは「錦木」「○○紅葉」が一般的なようです。

 

 でも公園で立ち止まり、こうしてきらきらと、日のふりそそぐ木々を眺めていると、もう頭の中は「錦秋」の言葉でいっぱいになります。

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