近頃は、きちんとした急須はお客さまのときくらいで、日常使いはほとんどガラスのポットを使っています。
ただし、日本茶はきちんとした急須で煎れたほうが、なぜか断然おいしいです。
でも昼間一人でいるときは、ほうじ茶を作り置きして、それを飲むことが多く、ガラスのポットで煎れています。
ところが同じガラスのポットでも、少しだけ和のモードのアクセントのついたものが売られていました。
ガラスのポットの気楽なところは、ほうじ茶を入れても、紅茶を入れても違和感がないところです。
でもおしゃれ度は、少しだけ減点。
この写真のポットなら、お客さまのときでも、日本茶をお出しできそうです。
作り手は、買い手の痒いところに手が届くように、あれこれの発想を生み出します。
児童文学の作品も「共感性」という意味では、一緒かもしれません。
上は、私のお番茶茶碗。
冬の季節から春まで、毎日愛用しています。