20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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黒楽茶碗と香合

2015年11月02日 | Weblog

         

          

 デパートで、黒楽茶碗を見つけると、胸がときめきます。

 樂吉左衛門(長次郎)が、もともとは利休の依頼で、ろくろを使わず手づくねで作ったのが、この黒楽茶碗のはじまりです。

 利休も愛した、この寂びの境地に、なんとも惹かれるのです。

 

 もうひとつの写真は、香合。

 写真は風炉の、木で出来た香合です。

 お茶室の床の間で、ここにお香を焚きます。

 たまには、こんな世界を覗き見するのもいいものです。

 

 冬の夜のお茶会(夜咄)に、一度は出てみたいものです。

 こんな黒樂茶碗で、お濃茶をいただいて・・・。

 いつも自前の、盆略手前のお薄ばかりなので。

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