昨晩は、東京タワーも、スカイツリーも、パリでの同時多発テロの犠牲者の方々への哀悼の意を表したトリコロールカラーのライトアップでした。
ISによる犯行で、6カ所129名が犠牲になりました。
テロは絶対に許すことはできません。
それにしても、その臨時ニュースが流れ、あわててどのチャンネルを見ても、そのニュースが流れる気配なし。
固唾を飲んでみていましたが、とうとうやりませんでした。
「こんなテロが起きたのに、NHKも知らん顔。CNNに契約していてよかった。CNNでしか情報を得ることができない」と、いう人がいるくらいです。
パリ北部にはたくさんの移民が住んでいて、貧しい若者が負の連鎖から抜け出せずにいるといいます。
そういうアラブの移民の若者たちが、ISのグローバルハザードに加わっていくようです。
あらゆるところに拡散していく彼らの、今後の行動に不安を感じます。
数年後の東京オリンピックに、日本の原発でも狙われたらと、不安はひろがります。
息子も専門がフランスの中世建築史なので、ときおりパリにいっています。
今回のパリの地図を見ていて、夫が「息子たちが住んでいたのは、エッフェル塔の西あたりだよ』と指さしていました。
息子は十年ほど前、客員研究員としてソルボンヌ大学に2年間、夫婦でパリに住んで、自転車で大学に通っていたのです。
そんな近しさを感じる場所だけに、よけい不安をかんじます。
来年の3月には、またいくのでしょうが、心配です。