20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

『古田足日さんからのバトン』(ありがとう古田足日さんの会編・かもがわ出版)

2015年11月29日 | Weblog

            

 作家であり、評論家である古田足日さんが亡くなって、一年半がすぎました。

 古田さんと親しいところにいらした方々の手で作られた『古田足日さんからのバトン』刊行を記念して、今日は午後からお茶会だそうです。

 私も参加させていただきます。

 下は、かもがわ出版からの、本からの抜粋です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 戦後の児童文学評論の旗手であり、児童文学作家として活躍した古田足日さんは、昨年6月になくなりました。

 その1周忌に合わせて、古田さんを敬愛し、そのバトンを子どもたちのために受け継ごうとする人々44人が寄稿。

  東京・東久留米の地域に根ざし、読書運動を励まし続けた古田さんの原点は、勇ましく美しいことばによって戦争へと駆り立てられ「軍国少年」として過ごした痛恨の戦争体験にありました。
 
 「子どもの本・九条の会」など、時代と社会を見据えた発言と行動は、戦後70年の今、多くの人たちの心に響くでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする