お正月に、レストランで、お隣に座っていた、娘夫婦の幼稚園児の「妹ちゃん」が、「びじんのばあばのえ」と裏に書いて、ボールペンで、ささっと書いてくれた絵です。
「美人のばあば、だって」と、みんなに自慢したら、お食事をしていたみんなに、鼻先で笑われました。
こんな小さい子でも、気を使ってくれるものなんですね。
ありがとう。
それから、私はスマホのショートメール、ほとんど見たことがなく、そこにメールをくださる方がいるのですが、ほとんどスルー。
何ヶ月もして、気づくこともあります。
先日、何気なく見たら、妹ちゃんのパパのスマホから
昨年の暮れ前に、
「もうばあばんちにいくのがたねしみすぎてじゅんびしてるよ。ぱぱがあたらしいけいたいをかった」
というメールが入っていました。「たのしみ」じゃなくて「たねしみ」。それがおかしくて、思わず「かわいい〜!」と。
妹ちゃんが、パパのスマホを借りて書いたようです。
全然、気付いていなかったので、返信もしていませんが・・・。
そのパパ、お正月に我が家にやってきて、「慌ただしく、家を出てきたので・・・」と、すぐにやったのが、ご実家のご両親への新年のご挨拶。
ちょっと遠方にお住まいなので、夏くらいしか、伺えなくて、彼はとても気にかけているのだと思います。
でも、チャットではなく、なぜかガラケーを、スピーカーフォンにして。
スマホでのチャットは、私たちへの遠慮があったのかもしれません。私たちは、チャットでお顔を拝見できたら、うれしかったのに。
おかげさまで、私たちも、パパのご両親に新年のご挨拶ができました。
でもそれを見ながら、彼はなんて、いい息子さんなんだろうと思いました。
まずはきちんと、自分のご両親に新年のご挨拶をする。子どもたちにも、ちゃんとご挨拶をさせる。
娘は化粧水を家に忘れてきたとかで、買い物に出ていたので、ご挨拶できませんでしたが。
そうしたことを、きちんとできる息子さんに育てた、ご両親のご立派さも思いました。
お正月が終わり、みんなが帰ってしまい、お玄関のお飾りも、お正月飾りもお片付けしたのに・・・。
そうしては、ふと、お正月のみんなの様子を思い出しては、ニタニタ。
同じ東京にいても、みんな忙しいので、きっとこれくらいの距離感が、いいのかもしれません。