先日の日曜美術館で、毎年恒例の「日本伝統工芸展」をやっていました。
実物を見たくて、月曜日の祭日、行ってきました。
やはり日美で放映されたものなどは、「撮影禁止」のマークが貼ってあります。
その中からたくさん、写してきたのですが少しだけ・・・・。
一番下のおばあさんのお人形は、祖母にちょっと似ていて。
こんな風に、いつも着物をきちっときて、お髪に椿油をつけて、ひっつめていました。
小学生の中頃から私は、毎朝、祖母につげの櫛で髪をすいてもらい、三つ編みにしていました。
「ジュンコちゃんはいいね」
一緒に小学校に行く、近所の仲良しの「ふみちゃん」や「のぶちゃん」に、いつもそう言われました。
ふみちゃん、ここ見てくれているかな?
母も60代くらいまでは、いつも和服でした。
ところが母が70歳を過ぎた頃、秩父にいったらびっくり。
突然、洋服姿です。
靴も歩くのが楽そうな軽い靴を。
そういうお店があるのでしょう。
ですから、母の日などには、ステキなブラウスをデパートで見つけては買って、送っていました。すごく喜んでいました。
そして、亡くなるまで洋服でした。
祖母は、若い頃は、美形だったようです。
ね、Kちゃん。