20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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巨大神殿の謎

2021年10月01日 | Weblog
            

今日から10月。
神無月。

八百万の神々が、出雲に集合するので、神々がいなくなるのです。
一方、出雲は、神在月。

以前、出雲に行った時、神々が相談する、会所を見てきました。
普通の家でした。
そこで、神々は、持ち寄ったお酒を飲んだり、食べたり・・・。
そして、相談が終わると、今のコロナの時代のように、一列に神たちは並び、出雲大社に向かって行進するそうです。

             

海辺の右上にあるのが、会所。
ここから赤い点々に沿って神々は、歩いて出雲大社に行くそうです。

出雲大社の近くにある、島根県立古代出雲歴史博物館も見てきました。

なぜ、この出雲の地に巨大な神殿が造営されなくてはならなかったのか。
なぜ、のちの時代においてもこの高さが意識され続けたのか。とにかく日本一の高さの神殿ですから。

この博物館には、出雲大社の特質を、発掘された巨大神殿を中核にかつての建築と儀式を復元して展示してありました。
高層建築くらいの高さがある、神殿。
なぜ、この地に、こんな神殿が作られたか・・・。

その謎を解くには、古代出雲大社の成り立ちまで行かなくてはならないようです。
現在は、この神殿は存在していません。
古代、こんな神殿をどういった建築の手法で作れたのか・・・。

「古事記」や「出雲國風土記」あたりを、じっくり、紐解きながら、解明する。
暇になったら、研究してみたいモチーフです。

『ダ・ヴィンチ・コード』も面白かったですが、こちらの謎は、古代歴史ミステリーです。
とても刺激的な、歴史博物館でした。

さて、出雲は今、神在月。
他の地域は、むろん東京も、神無月。
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