20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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二の酉

2021年11月22日 | Weblog
            
            
            

昨日は酉の市。
今年は二の酉までです。
いつもなら、この季節。
コートの襟をたて、寒さを避けながら歩く季節です。
今年は、私はまだ、秋の装いです。

そして、浅草の鷲神社に行ってきました。
いくなら、空いてそうな朝にしようと。

ところが、それは極めて、凡庸な、誰もが考えることだということを、行列を目にして思いました。
朝の9時半なのに、大行列です。
このコロナの季節。夜は敬遠する人が多いのでしょう。

検温をして、腕にシールを貼ってもらい、いよいよ境内に。(これ、秘密ですが、いい方法を見つけ、すぐに境内に入れました)

うちは、いつもの熊手と、お正月に来る、孫たち3人に、勉強机の上にでも置いてもらおうと、招き猫を。
実はこれ、おみくじです。
でも開いて一喜一憂するのも良くないので、来年の暮れに一年の反省とともに「一年間、見守ってくれて、ありがとう」と、猫ちゃんのおしりの下から、取り出してもらおうかと・・・。

私はこうした暮らしの歳時記が、大好きです。それで大切にしたくなります。
毎年秋の初めには百円ショップで「高島易断の運勢暦」なるものも、買います。
それで季節暦を知ります。百円ですから、うっかりしているとすぐに売れ切れです。
こうしたことを頭の片隅に入れておくのと、そうでないのでは少しだけ、人生の彩りが違ってくるような気がするのです。

カルト宗教的なことは、まったく興味ないし、それと、こうした季節暦は、また違うものと、受け止めています。
暦は、はるか祖先の、生活者の経験や、知恵だと思っています。
実家の先祖が、秩父神社の宮司だったからと言って、国民会議ではありませんし(笑)。

途中、江戸物の小説によく登場する、街の名前が・・・。
「本所吾妻橋」 

水上バスには3回乗ったことがあります。
うち一回は、屋形船。
あとは日本橋から浅草までの水上バス。
隅田川の上から、東京を眺めるのも、なかなか乙なものです。

そうそう、おとり様の斜向かいに、中村勘三郎の墓地のある「西徳寺」の山門が見えます。
いつでしたか、そこから、中村一門の、勘三郎さんの奥様や、息子さんたち、お孫さんたちが、法事だったようで、出ていらしたことがあります。
そういうご縁で、中村家と浅草はつながりが深いのでしょうね。
コメント
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