20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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ガラス磨き

2022年08月07日 | Weblog
             

先日の涼しかった朝。
二日で、64枚のガラス磨きを終えました。

3日かかるかなと、思いましたが、磨き始めたら、楽勝(笑)。
二日で充分でした。

夫はベッドルームで白河夜船。

近頃は「あれやって、これやって」と、あえてお願いしています。
指示しないと、何もやらない。気が利かない。
私が骨折してから、かがんで何かをやるのが苦手な時期があり、その時から、玄関の三和土拭き。
トイレ磨きは、日常的にやってくれています。
言えば、ちゃんと自分の家庭内での仕事分担をしてくれています。
だからここ数年は、いうことにしています。

子どもの頃から、なんでも母が全部やってくれた、お坊っちゃまだったんだろうなと思います。
牛込の、穴八幡神社のお祭りで金魚すくいで、もらってきた金魚を、近所の猫が、塀の隙間から潜り込み、さらっていったとか。
その時は、輪ゴム指鉄砲で、にっくき猫を追い出した(武勇伝・武勇伝)。
と、それくらいしか、家に関わることは何もやっていなかったのですから。

私は、秩父での子ども時代、毎朝、近所の酪農家の家に、しぼりたての、あったかい牛乳を買いに行くのが、家族としての役割でした。
養鶏場に卵を買いに行くのは、姉の役割。養鶏場の方が、ドアを開けて、庭にはいったとたん、放し飼いしている鶏が、走ってきて、突っつきます。家に入って、卵を買ってくるまでしばしの冒険です。それで年長である、姉の仕事になったのです。

何しろ、スーパーマーケットなど、まだない時代でしたから。

こうして子どもたちに、役割分担をさせることで、母はこの家族で生きている自分の、そのときの立ち位置をしっかり認識させてくれていました。

夫も私も、年々、年を重ねていきます。
そうやって、持ちつ持たれつでやっていかないと、体力が持ちません。

これで、年に二回のガラス磨き。
夏の部が今年も無事終えました。
コメント (2)
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